ニコン「Z 9」新たなスペック情報(噂) モンスターカメラに仕上がっている?
Nikon Rumorsが、モンスタースペックと表現し新たなニコン「Z 9」スペック情報(噂)を掲載しました。開発中のZマウント FX フラッグシップ機「Z 9」がどのような機種に仕上がっている可能性があるのか見ていきましょう。
新たな「Z 9」スペック情報(噂)
- 4500万画素 積層型センサー 8256x5504px (EOS R3は2400万画素センサー)
- 「Z 9」は、低解像のファイルサイズ(6Mだと思う)で最大120fps撮影が可能で、一部では160fpsを実現しているのではないかと言われている
- GPS内蔵 : GNSS (グローバル ナビゲーション サテライト システム) を搭載
- 「Z 9」は「D6」と同じバッテリーを採用し、カメラのUSB-Cで充電可能な18型バッテリー(EN-EL18x)も新たに用意される
- マルチリーフブレード保護シャッターを搭載する事でレンズ交換や電源オフ時に自動的にセンサーをカバーし、センサーにゴミやホコリの付着を防ぐ
- 「Z 9」は、動物・人物認識AFに加えてクルマ認識AFにも対応
- AF低輝度限界 -7.0EV
- 改良が施された3Dトラッキング
- 可動式モニタはポートレートモードでも使い易いように改良を行っており新しいデザイン(設計)が施されている
- CFExpressメモリーカード 2枚に対応したカードスロットは新たなスタイルのロッキング・フラップ(蓋)を採用している
- カメラを顔に近付けて撮影している時に使用可能な3つめのジョイスティック/セレクターを採用
- ユーザーの撮影スタイルに合わせて微調整可能な多くの新しいメニュー機能を搭載
- シャッター音は無音から大きな音まで調整可能で「D6」のマシンガン・サウンドを再現できる
- 正式発表はこの2ヶ月ぐらいで行われる事が予想されるが、年内の出荷量は限定的になるだろう
「Z 9」は東京五輪で使用されている事は明らかになっており、「Z 9」で撮影したと思われるEXIFデータを削除済みの画像がネット上に出回っておりNikon Rumorsは入手済みの模様。しかしさらなる情報を入手したいと考えており、この「Z 9」を使用した写真家を驚かせたくないために画像は掲載しないとのこと。「Z 9」は基本的に「D6」と「D850」を融合しミラーレス機に落とし込んだ機種ではないか…と思考も掲載。
以前は11月~12月あたりの発表が噂されていました。今回のスペック情報(噂)では9月~10月あたりの発表が期待できる感じに。先日掲載した秋の写真・映像系イベント記事でも触れましたが、秋から冬にかけて大きなイベントが目白押しなので注目です。
あと海外認証機関に未発表バッテリー充電器「MH-33」が登録され、この「Z 9」に付属する充電器かもしれません。
以前の「Z 9」スペック情報(噂) ※2021年7月16日時点
- 新開発 4500万画素 積層型FXセンサー
- 高速連写 30コマ/秒
- 縦グリップ一体型ボディ
- 「Z 9」は、「D6」ボディに「EOS R5」のイメージング、「α9 II」のAFやブラックアウトフリーEVFなどを搭載した機種に仕上がっている
- ニコンは「Z 9」が「D6」よりも優れた機種である事を明らかにしている
- マルチショットモード
- 16bit RAWに対応
- 8K30p、4K120/60/30p
- 8K動画の高速処理を実現するために新設計 描画エンジン EXPEEDを搭載
- AF性能の向上 (被写体認識性能)
- 「D6」よりも優れた素晴らしいAFトラッキング性能
- 進化したリアルタイムトラッキングシステム
- XQD/CFexpress Type B デュアルカードスロット
- ISO64~25600、Hi1、Hi2
- ノイズ耐性が向上し特にダイナミックレンジが大幅に改善
- 高精細でブラックアウトフリーのEVF : 576万ドットもしくは900万ドットでリフレッシュレートは120Hz (解像度を下げてリフレッシュレートを上げる事に対応している)
- 新しいユーザーインターフェースを採用し「D6」のような2つ目の背面サブモニタは採用していない
- 新型バッテリー : EN-EL18x
- ギガビットLAN、USB-C、Wi-Fi、GPS
- 価格 6,000~7,000ドル
- 8月に写真家にテスト撮影される予定
- 正確な発売日は分かっていないが、11~12月に発表されると噂されている
これまでの「Z 9」スペック情報(噂)を合わせてみると何となく全体像が見えてくるのではないでしょうか。