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DXOMARK 総合ランキングでニコン D850 未だに3位をキープ 2022年4月14日時点

今日はニコンが「Z 9」大型ファームウェアアップデート Ver.2.00、「Z 7II/ Z 6II」新ファームウェアアップデート Ver.1.40を発表し、加えてニコン Z マウントシステム対応リモートグリップ「MC-N10」の開発発表を行い大きな話題となっていますが、DXOMARKのカメラ イメージセンサー 総合ランキングを見ると未だにニコン「D850」が3位をキープしており雑談を少しだけ。

DXOMARK カメラセンサー 総合ランキング ※2022年4月14日時点

Z9センサースコア
  1. ハッセルブラッド X1D-50c … 102ポイント
  2. ペンタックス 645Z … 101ポイント
  3. パナソニック LUMIX S1H … 100ポイント
  4. ニコン D850 … 100ポイント
  5. ソニー α7R III … 100ポイント
  6. ニコン Z 7II … 100ポイント

1位と2位は中判カメラ。3位にニコン「D850」、パナソニック「LUMIX S1H」、ソニー「α7R III」そしてニコン「Z 7II」が同じ100ポイントで並んでいます。

ニコン「D850」は2017年9月に国内発売されたデジタル一眼レフ FX機で今年の9月で丸5年が経つベストセラー機。 DXOMARKが「Z 9」センサースコアを公開したので総合ランキングをふと見た時に「D850」が未だに3位を維持しており印象的に感じてしまいました。中判カメラを除けば、フルサイズカメラで1位となります。さすがに「D850」のISO感度耐性は " 2660 ISO " で競合機と比べて低いですが、色深度とダイナミックレンジは同ランクの競合機と比べて遜色ないスコアとなっています。

ニコンは中期経営計画で " 動画機能強化 " を挙げており、今回の「Z 9」「Z 7II / Z6 II」のファームウェアアップデートやリモートグリップ「MC-N10」の開発発表もその一環に感じます。個人的に「Z7シリーズ」は「D850」直系の後継機のイメージはなく、Zマウントで「D850」直系の後継機を感じさせてくれる機種の登場に期待したいところです。

「D850」の生産数は少し絞ってきているような気もするし、このところの半導体をはじめ素材・部品の供給不足や部品の価格高騰を考えると、こだわりのある方は今の内に「D850」を購入しておく手もあるのかな~と思うことも。