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ニコン 平均販売単価 2割向上を見込む

ニコンが年間決算の質疑応答資料を公開しました。映像事業において平均販売単価2割向上させ増益を見込んでいる事を明らかに。

映像事業

Q︓ 前回2月の決算発表では、営業利益水準の今期見通しについて減益の可能性も示唆していたが、一転して増益計画になった理由を教えて欲しい。

A︓ 中国での物流混乱や上海のロックダウンにより販売が前期から今期に一部繰り延べになることや 2 月想定時よりも為替が円安に振れていること、引き続き中高級機へのシフトを進めミラーレスカメラ・交換レンズの 新製品を中心に販売を拡大し平均販売単価を2割ほど向上させることなどにより、増益を見込むものです。※2022年3月期 主な質疑応答より

先日開催された中期経営計画でも今回の年間決算発表でも平均単価を2割上げていく事を示唆しています。平均販売単価を上げる表現をどう解釈すれば良いのか…もちろん高価格帯の中高級カメラ&レンズのラインアップを強化すれば自然に平均販売単価は上がりますが、価格を引き上げても平均販売単価は上がります。

自分は新製品の価格が上がりますよ~的な感じで受け止めてしまいましたが、実際はどうなんでしょう。