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ニコン映像事業 2025年の売上収益比率 一眼レフとFレンズ大幅にシュリンクする見通し

ニコンが Nikon IR Day 2022 を開催しました。映像事業の2025年度に向けた収益計画を明らかにしており、売上比率はミラーレスとZレンズが大幅に拡大し、デジタル一眼レフとFレンズが大幅に縮小する見通しである事が伺えます。

基本的にニコンが4月に発表した中期経営計画 (2022~2025年度) がベースとなっているので、基本的に同じ内容なのですが、今回はさらに詳細な資料も一部含まれており、2025年度の売上比率を見てみましょう。

収益計算

映像事業の売上収益自体は、2021年度 1,782億円 → 2025年度 2,000億円に拡大する事を見通しています。円グラフで示した売上比率を見てみると、デジタル一眼レフ(DSLR)とFレンズが大幅に縮小している事が確認できます。その他カテゴリーよりも縮小しています。

中期経営計画でニコンは、さらにミラーレスに注力していく事を示唆しており、50本以上のZレンズをラインアップする事掲げています。今後販売終了していくFレンズのスピードが早くなりそうな予感。今後デジタル一眼レフ (DSLR) とFレンズの新製品のリリースがあったとしても限定的なものである事が予想されます。レフ機にこだわりがある方は、購入するタイミングを逃すともう新品で買えない時が来るかもしれません。

2025年度も映像事業はニコンの主力事業であり続ける

上記は中期経営計画でも掲載されていましたが、ニコンは事業運営体制的に2025年度も映像事業は " 主力事業 " であり続ける事も明らかにしています。