カメラメーカー マウント覇権 交換レンズにおいてサードパーティが影響を与えそうな記事
BCN+Rが、ニコン Zマウント 交換レンズ販売台数シェアが2桁台に乗った事を伝えています。その中でカメラメーカー マウント覇権 交換レンズにおいてサードパーティ製レンズメーカーの存在が1つになりそうな興味深かったのでピックアップしてみました。※国内シェアの話になります。
2023年6月 マウント別 交換レンズシェア ※販売台数ベース
- ソニー E … 35.5%
- ニコン Z … 13.3%
- MFT … 11.8%
- 富士フイルム X … 9.8%
- キヤノン EF … 8.7%
- キヤノン RF … 7.9%
- ニコン F … 5.9%
ニコンは新レンズ投入やキャッスバックキャンペーン効果により販売台数を伸ばしており、掲載されているチャートを見ると2023年3月以降からシェアを10%台に乗せ6月まで右肩上がりでシェアを拡大しつつある事が伺えます。トップはソニーEマウントでシェアは35.5%と突き抜けています。
サードパーティ製レンズメーカーに向けたマウントのライセンス化
ソニーは以前から積極的にEマウントをサードパーティ製レンズメーカーにライセンス化しており、その差がこの交換レンズシェアに現れている事が伺えます。タムロンやコシナからZマウントレンズが登場しつつありBCN+Rは " ニコンもマウント規格の外部提供に舵を切った " と表現しています。
これ以降はデジカメライフ雑談になります。
BCN+Rは " 残るはデジカメのトップシェアメーカー、キヤノンだ。彼らの決断を静かに見守りたい " としていますが、すでにコシナがRFマウント「NOKTON 50mm F1 Aspherical」をCP+2023で参考出品しており、キヤノンもサードパーティ製レンズメーカーと話をしている事を明らかにしているので、そう遠くない未来にサードパーティ製レンズメーカーからライセンス化されたRFレンズが登場してくるのではないでしょうか。あRFマウントは " 光学情報と光学補正データ " をレンズ側に格納する必要があります。
あとRFマウントの販売台数シェアが思ったより低く感じましたが、製品ページを見る限り今のところLレンズに注力したラインアップで利益率は高そうな予感。