オリンパス PEN E-P5 のフォーカスピーキングは、マクロ撮影には向いていない?
ロビン・ウォン氏が自身のブログにオリンパス PEN E-P5のサンプル画像とレビュー第2弾を掲載しています。画質はOM-D E-M5譲りで良好で、5軸手振れ補正機構の効きも良いが、個人的にフォーカスピーキングはマクロ撮影には向いていないと評価しています。
- レビュー第2弾は、PEN E-P5に60mm F2.8マクロを装着し、マレーシアのKLバタフライパークで昆虫マクロ撮影を敢行している (写真によってはエレクトロニックフラッシュ FL-50Rも使用)
- 加えて外付けEVF VF-4も装着し、フォーカスピーキングを使用したマニュアルフォーカスも試すことが出来た
- OM-D E-M5の画質は高い評価を受けており、PEN E-P5も同じセンサーを搭載していて演色、ディテール、シャープネス、ほぼ同じに感じる描画である
- PEN E-P5は描画において改善・再調整されてるようだが、両機で撮影した画像を見比べてみても違いを見分けることが出来ないだろう
- 今回の写真はほぼマニュアルフォーカスで撮影していて、フォーカスピーキングも試してみたのだが、個人的には今後この機能は使用しないことに決めたのだ
- なぜなら、マクロ撮影の場合タイムラグを感じるし、コントラストの低いシーン(被写体)だと上手くレンダリングしてくれないのだ
- 加えてシャッターを半押しするとフォーカスピーキングが無効になるようだ (5軸手振れ補正と連動してくれない)
- 外付けEVF VF-4は、マニュアルでの焦点も掴みやすく光学ファインダーを使用しているように感じるぐらい快適である
- PENを使用しているユーザーであればこのVF-4を購入する価値があり、今までとは違う世界を味わうことが出来るのだからPEN E-P5を購入予定であれば一緒に購入することをお勧めする
- 私のマクロ撮影は(片手にフラッシュをかざしながら撮るので)片手撮りなのだが、やはり5軸手振れ補正機構は効率的で確実に撮影を可能にしてくれる
- 片手マクロ撮りしてもPEN E-P5のハンドリングは凄く良くて、3時間撮り続けても非常に快適であった
- まあOM-D E-M5には外付けグリップも用意されていて、そちらの方が快適ではあるのだが
- 先ほどフォーカスピーキングはマクロ撮影には向かないと書いたが、通常撮影においてはマニュアルフォーカスを手助けしてくれて有用であると思われる
前回のレビューもそうでしたが、ロビンさんにとってフォーカスピーキングはある意味鬼門(?)かもしれませんね…^^; 今後このフォーカスピーキングに対するユーザー・レビューも色々出てくると思いますから、長所短所、向き不向き、改善点などが見えてくるのではないでしょうか。
個人的にPEN E-P5の方がOM-D E-M5よりもメリハリを少しある描画に感じるのですが、ロビンさん的にはほぼ同じとのこと。ちなみに以前「PENコレクション2013」でスタッフさんに聞いたところ、フォーカスピーキング、1/8000秒そしてISO LOWと新機能を採用しているので描画エンジンのバージョンは変わらないが調整し直しているとコメントしていました。
やはり外付け VF-4の使い心地は良好なようで、PEN E-P5の購入予定されているユーザーさんはセット買い検討してみても良いかもしれませんね♪