オリンパス STYLUS XZ-2 は、マクロ撮影も広角撮影もイケる
オリンパス愛好家 ロビン・ウォン氏が、STYLUS XZ-2 のレビュー第3弾を掲載しています。今回はマクロ撮影と広角撮影にに焦点を当てたレビューとなっていて、iZuikoレンズの性能の素晴らしさを感じると評価しています。
- 1cmまで寄れるスーパーマクロモードと4倍ズームの性能をチェックしてみた
- XZ-2のマクロ撮影には2種類あり、1cmまで寄れるスーパーマクロモードで撮影するか、通常撮影モードの112mmで撮影するかのどちらかである
- スーパーマクロモードの利点は高倍率で撮影出来ることにあるが、1cmまで寄れてしまうので被写体に影がかかったり、小さな生き物だと寄りすぎて逃げていってしまう可能性がある
- 正直言ってこのスーパーマクロモードは、昆虫撮影にはあまり向いてなく、2~3cmまで寄ると逃げていってしまう
- 112mmのフルズームのクローズアップ撮影は、素晴らしいマクロショットを生み出す
- 驚くべき高画質かつクリーミーなボケ味の良さは、iZuikoレンズのF1.8-2.5のF値の明るさにある
- XZ-2はハイブリッドコントロールリングを採用したが、マクロ撮影時、非常に便利だ
- オリンパスのデジタル一眼(レフ)で採用され続けているスーパーコンパネが、このXZ-2にも採用されているところも歓迎すべき
- マクロ撮影時のAFは、普通に好印象でフォーカスに失敗することはほとんど無かった
- バッタや蝶などは問題なかったが、細身の蜘蛛に関しては背景にピンを合わせにいくことがあった
- MFも試したが、このカメラにはEVFがなくて背面モニタで調整をしなければいけないので、AFを使うのが無難
- 広角は28mm(35mm換算)で撮影出来るのだが、デジタル一眼(レフ)で主に提供されるズームキットレンズと同じ焦点距離で必要充分である
- これより広角なレンズだと、歪みや色収差が顕著になってくるので、メリットデメリットが出てくる
- XZ-2 iZuikoレンズの28mmは技術的にほんとうに素晴らしい
- ただし肉眼ではほとんど感じることはないが、非常に小さい色収差はあるようだ
- HDRモードが搭載されているが私はこの機能には興味がない
- バッテリー寿命は思っていたよりも良くて、600ショットに近い枚数を撮影できた
- まあ400枚は確実に撮れるでしょう
第1弾はXZ-2の基本性能・画質レビュー、第2弾はISO高感度撮影においてのレビューでしたが、今回はマクロ撮影と広角撮りのレビューですけど、やはり日中であればiZuikoレンズの素養の良さが画質に表れる感じですね♪
個人的にこのZX-2がやっぱり、iZuikoレンズに惚れたら買いのハイエンド・コンパクトデジタルカメラかな~と思います。