M.ZUIKO 9-18mm F4.0-5.6 値下げ 4万円を切る あのPROレンズへの布石?
OMデジタル「オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED9-18mm F4.0-5.6」が最安値4万円を切る値下げが行われマイクロフォーサーズ界隈で少し話題になっています。値下げで数が出たのか店頭在庫は残り少ない模様。「8-25mm F4.0 PRO」への布石なのでしょうか。
3月18日あたりに値下げが行われたようで、平均価格も最安値も大きく下がっている事が確認できます。2021年3月20日 AM8:00時点で平均価格は50,740円、最安値は35,640円。去年の値動きを見てみると、2~3ヶ月周期で同じ様な変動を繰り返していて購入するタイミングが掴み易いレンズかも。価格コムにおける初値が59,638円となっており、今回の値下げで値下がり率は40.2%に。
量販店の価格と在庫状況をチェックしてみました。
量販店価格(税込)と在庫状況 ※2021年3月20日 AM8:00時点
- オリンパスオンラインショップ … 39,600円 売り切れ
- ヨドバシカメラ … 39,600円 在庫残少 ご注文はお早めに!
- マップカメラ … 35,640円 お取り寄せ
- カメラのキタムラ … 35,640円 納期1ヶ月
- ビックカメラ … 39,600円 在庫あり
すでに在庫がない量販店があり全体的に在庫が残り少ない事が伺えます。ビックカメラの一眼用レンズ・人気売れ筋ランキング (2021年3月13日~3月19日)を見てみると…
なんと1位になっている事が確認できます。おそらく今回の値下げで18日~19日の間に瞬間的に売れたのではないでしょうか。「M.ZUIKO DIGITAL ED9-18mm F4.0-5.6」は国内で2010年4月に発売された小型軽量な広角ズームレンズ。発売から10年以上経過したレンズで、今回の値下げにより気になってくるのは、レンズロードマップ上で予定されている超広角PROズームになります。
M.ZUIKO 8-25mm F4.0 PRO
レンズロードマップ上で予定しているレンズ群の中で焦点距離とF値が明らかになっているレンズは、この「M.ZUIKO 8-25mm F4.0 PRO」のみ。OMデジタルが次に発表するレンズは「M.ZUIKO 8-25mm F4.0 PRO」でほぼ確定ではないでしょうか。
先日公開した写真家×開発者 クロストークの中でも「M.ZUIKO 8-25mm F4.0 PRO」すでに試作機が存在しテスト撮影を行っている事を明らかにしています。F4通しの35mm換算 16-50mmの超広角から標準域をカバーしている超広角ズームレンズで注目しているマイクロフォーサーズ・ユーザーさんは多いのではないでしょうか。