「PEN E-P7」発表直前 どうやらセンサーと描画エンジンは新型ではなさそう
43 Rumorsが、OMデジタル「オリンパス PEN E-P7」プレステキストと基本的なスペック情報(噂)を掲載しました。どうやら「PEN E-P7」は、新型センサーと描画エンジン(プロセッサ)は新型ではなさそうな印象です。
PEN E-P7 スペック情報(噂)
- 2000万画素 Live MOS センサー
- 描画エンジン TruePic VIII
- 5軸ボディ内手ブレ補正機構(IBIS) 4.5段分効果
- 4K動画
- 顔優先/瞳優先AF
- USB充電対応 (USB Micro-B)
- サイズ : 118.3 x 68.5 x 38.1mm
- 質量 : 337g (バッテリー・メモリーカード含む)
描画エンジン TruePicの最新バージョンは「OM-D E-M1 Mark III」が搭載する " TruePic VIII (9) " ですが、この「PEN E-P7」は " TruePic VIII (8) " が掲載されている事が伺えます。先日ソニー製新型MFTセンサー「IMX472」が登場しましたが、おそらく既存の2000万画素センサーが搭載されている可能性が高いのではないでしょうか。
IBIS効果は " 4.5段分 " となっており、同じ様に小型軽量コンセプトの「OM-D E-M5 Mark III」の手ブレ補正効果が5.5段分効果だけに、差別化した印象。PENシリーズでみれば「PEN E-PL10」が3.5段分効果なので進化はしています。
- PEN E-P7 … 118.3 x 68.5 x 38.1mm
- PEN E-PL10 … 117.1 × 68 × 39mm
- OM-D E-M5 Mark III … 125.3 × 85.2 x 49.7mm
あと「PEN E-P7」のボディサイズは、「PEN E-PL10」とほぼ同じサイズ。USB充電に対応していますが、端子がUSB-Cでは無い事が伺えます。全体的にキャリーオーバー的なスペックであれば、「OM-D E-M5 Mark III」と同じスペックでPEN/OMDのコンセプト違い的な機種でも差別化できた気がしますが、どうでしょう。
「OM-D E-M5 Mark III」は性能を落さず小型化に成功したIBISを搭載していますが、「PEN E-P7」の筐体が小さすぎて搭載できなかった可能性も。「PEN E-P7」はある意味性能を抑えた機種とも言えるので、最新機能・技術全部入りの「PEN-F II」も予定しているのかどうか気になります。
OMデジタル最初のマイクロフォーサーズ機は「PEN E-P7」になりそうですが、人々を「おっ!」と言わせる機種は2021年後半になりそうな展開に。今回の新製品発表は「PEN E-P7」と「M.ZUIKO 8-25mm F4 PRO」が発表が有力視されています。
サプライズ的に何かしら開発発表もあるのかどうか、密かに期待しています。