パナソニック G99は、良好な画像品質とDSLR的な使い勝手を実現したミラーレス機
ePHOTOzineが、パナソニック LUMIX DC-G99 (海外名 : G90 / G95) レビューとサンプル画像を掲載しました。良好な画像品質を実現し、ISO高感度撮影の頻度が高くなく、使い勝手の良いデジタル一眼レフ(DSLR)スタイルのミラーレス機を必要であれば、お勧めであると評価しています。
G99の長所
- 素晴らしい外部コントロール類 ※ダイヤル・ボタン類
- 無制限で動画連続撮影が可能
- V-log Lがプリインストールされている
- 5軸手ブレ補正 Dual I.S. システム
- 連続撮影時の素晴らしいバッファを実現
- 改善されたホワイトバランス機能 ※AWB / AWBc / AWBw が設定可能
G99の短所
- ノイズ耐性は、APS-Cカメラほどではない
- バッテリーライフの短さ (省電力モードでない時)
- MicroUSB (USB Type-Cを採用していない)
4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出しています。G99は、説得力のある(魅力的な)動画機能を搭載し、素晴らしい画像品質を実現していると選出理由を挙げています。
G99の魅力的な機能として、優れた操作性、フロントケースにマグネシウム合金を採用した防塵・防滴設計ボディ、5軸手ブレ補正機構、お値段以上の動画機能、新機能 ライブビューコンポジットなどを挙げています。マイナスポイントとしてバッテリライフの短さを挙げていますが、省電力モードにすれば1000枚は撮影可能な模様。あと豊富なレンズラインアップも挙げています。
マイクロフォーサーズの豊富なレンズラインアップを気に入っていて、コンパクトカメラシステムに賛同しているのであれば、G99は素晴らしいデジタル一眼レフ(DSLR)スタイルのカメラに仕上がっていると評価。
結論 : 非常に良好な画像品質を実現しているものの、2000万画素マイクロフォーサーズセンサーは、APS-CセンサーほどのISO高感度ノイズ耐性には達していない。ISO高感度撮影の必要がなく、優れた外部コントロール類を実現し素晴らしい操作性を実現したカメラが必要であれば、パナソニック LUMIX G99はお勧めであると結論付けています。ボディ内手ブレ補正機構によってISO感度を低く抑える事が可能であるポイントも触れています。
ISO感度耐性は…
- ISO100~ISO800 … 可能な限り最高のディテールと低ノイズを求めるのであれば
- ISO01600~ISO3200 … 低照度なシーンであれば良好、しかしノイズは増加し、ディテールは飽和し始める
- ISO6400 … ノイズが強くなるので、可能であればこの設定は使用しない事をお勧めする
パナソニック G9と同じ様なノイズ耐性を実現しており、一部のISO感度においてG99の方がほんの少しだけ改善しているそうです。やはりAPS-Cセンサーを搭載した「富士フイルム X-T30」「ソニー α6400」「キヤノン EOS Kiss M (海外名 EOS M50)」の方が、ISO感度耐性は良好とのこと。※EOS Kiss Mに関しては、それほど大きな差はない模様