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パナソニック GH6 搭載センサーは、有機センサー? IMX492? 現時点で2つの可能性

パナソニックは、東京五輪2020後 LUMIXにも有機センサー搭載を計画している事を以前お伝えしましたが、ソニーがIMX492 : 4700万画素 8K MFT センサーを発表したので、まとめてみました。

LUMIX 有機センサー

1:54あたりから有機センサーの次へのスペックはどうなるか?という質問に対して「東京五輪2020に向けた8K有機センサーカメラは最初の試みあるが、有機センサー・テクノロジーは東京五輪2020後、シネマやスタジオカメラそしてLUMIXを含むコンシューマー(カメラ)にも実装される予定です。」とコメントしています。

2020年以降有機センサーの量産体制がどのくらい整うのか気になるところで、GH6自体も2020年に登場するのかどうかも現時点で分かっていません。少なくともパナソニックは、現在Lマウント フルサイズミラーレスシステム Sシリーズに注力しています。

有機センサーは、ダイナミックレンジをはじめ、グローバルシャッターや無段階 電子NDフィルターを備えているので、以前から期待しているユーザーさんは多いのはないでしょうか。

IMX492

IMX492

「IMX492」はあくまでも産業用センサーですが、8k30pに対応した4700万画素 1.4インチセンサーになります。マルチアスペクトセンサーで、画像サイズは 4:3 7408x5556px / 17:9 8912x4320px の模様。裏面照射型センサーではなく、暗所に強いSTARVISやPregius技術は採用されていません。

すでに ソニーセミコンダクタソリューションズの製品ページに掲載されているので、将来的にパナソニックやオリンパスからマイクロフォーサーズ機で8Kカメラが登場する可能性を示唆しています。※シャープが開発中の MFT 8Kカメラは、自社製センサー

パナソニック LUMIX S1Hの仕様を考えると、現時点でGHシリーズにこの「IMX492」を搭載し、出し惜しみない動画性能を実現しようと思うとS1H以上に熱問題が深刻化しそうな予感。個人的に動画性能はソコソコに抑えて、この画素数を活かして「G9 後継機」に搭載しても良いかもしれないとふと思ってしまいました。ノイズ耐性は心配ですが…^^;