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雑談 : パナソニック GH6 開発中 どこまで動画に特化するのか?

パナソニック 山根洋介氏が、インタビューで「GH5 後継機」を検討中である事を示唆し、公式LUMIXムービーで下記のように「GH後継機」をビデオクリエイターのために開発中である事を明言したので、「GH6」がどこまで動画に特化したマイクロフォーサーズに進化するのか妄想雑談です。

パナソニック GH5

8:50あたりからパナソニック「GH6 (仮名)」の事に触れていて「さらに我々は、ビデオクリエイターの為にGHモデル後継機を開発中である」 「なので、今しばらくお待ちください (こうご期待)」 と語っています。

" ビデオクリエイター " のためのと明言しているので、現行の「GH5/GH5S」以上に動画に特化してくる可能性があるのではないでしょうか。ラインアップ的に静止画コンセプトの上位機種「G9」も存在するので、下記の4つの可能性を想像してしまいました。基本的に何の裏付けもない個人的なウィッシュリスト的な感じです。

  • 8K対応
  • イメージセンサーは16:9
  • ベースISOテクノロジーの進化
  • ハイブリッドAF

8K対応

パナソニックは、ソニーと同じようにフルサイズミラーレス機で " 8K " に参入する事はせずワークフローも含めて " 4K " 機能の成熟を選択しましたが、マイクロフォーサーズは一足早く " 8K " に行く可能性があるのではないでしょうか。

某フルサイズミラーレス機は " 8K " に対応したものの制限だらけで賛否両論ですが、センサーサイズがより小型のマイクロフォーサーズ機でどのくらい熱問題を解決できるのか気になるところ。シャープが、MFT 8K ビデオカメラを開発中だけに思わず想像してしまいます。多くの方は、4K機能の改善を望んでいるのかもしれません。

あと後継機は「GH5/GH5S」のように2機種展開になるのか、イメージセンサーをどこが製造するのか気になるところだらけ。

イメージセンサーは16:9

「GH5/GH5S」はアスペクト比が4:3のイメージセンサーを搭載していますが、静止画コンセプトの「G9」が存在し、” ビデオクリエイター " のためと明言しているだけに「Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K」のように動画に特化した16:9のイメージセンサーを搭載してくる可能性も。あと有機センサーが搭載されれば、かなり話題になるのではないでしょうか。

パナソニックの製品造りは、Lマウント Sシリーズを見て分かる通りコンセプト色が強くてもその中で静止画と動画性能のバランスを取っているので、思い切った棲み分けをするのかどうか…。

ベースISOテクノロジーの進化

「GH5S」は、デュアルネイティブISOテクノロジーを採用する事により2段階のベースISOでノイズ耐性とダイナミックレンジを向上させています。キヤノン「EOS C500 Mark II」は、実は " およそ7段階程度のベース感度 " を実現していて、「GH6」は3段階以上のベースISOを持っている事に期待。

ハイブリッドAF

「S5」でもコントラストAF(DFD)を採用したので、より動画品質が求められる「GHシリーズ」に採用する可能性は低いと思いますが、像面位相差を採用したハイブリッドAFにも期待したいところ。パナソニック機で必ず指摘されるポイントはAFシステムで、頑なにコントラストAF(DFD)にこだわり続ています。

最近は良くも悪くもYouTubeの影響が大きく、ソニーのクイックなAFが1つの価値観になってしまったので、パナソニックはコントラストAF(DFD)で突き進むなら、明確に像面位相差AFと比べてどこが優れているのか、画質がどう違ってくるのか上手くアピールしていく必要がある気がします。