パナソニック「GH6」と「GH5 II」のメインターゲットと強化ポイントは違う模様
先日パナソニックは、マイクロフォーサーズ フラッグシップ機「GH6」の開発発表と「GH5 II」の発表を行いましたが、後日に公開したLUMIXのビジネス戦略と新製品紹介動画の中で興味深いスライド画像が登場してきます。「GH6」と「GH5 II」のメインターゲットと強化(進化)ポイントの違いが明らかに。
LUMIXの顔である山根洋介氏によるプレゼンテーションで、LUMIXのビジネス・ストラテジーと新製品紹介をしていく内容なのですが、7:35あたりに下記の興味深いスライド画像が登場してきます。
GH6
- メインターゲット … プロフェッショナル・ビデオグラファー
- 強化ポイント … さらに進化した動画性能
GH5 II
- メインターゲット … YouTuber / Vlogger
- 強化ポイント … ストリーミング需要に対応
初代「GH5」から「GH6」と「GH5 II」に分割する事にしたとのこと。「GH6」は、より動画性能を高めた機種に仕上がっており、メインターゲットがプロフェッショナル・ビデオグラファーである事が確認できます。
「GH5 II」に関しては、やはり目玉はライブストリーミング機能でここ最近の状況に応える機種で、メインターゲットをYouTuber / Vloggerにしている事が伺えるプレゼン画像となっています。先日「GH5 II」進化ポイント記事を掲載しましたが、巷で言われていたような単なるマイナーチェンジ版ではなく、価格は抑えながらも強化している所はきっちり強化している印象です。
今回の発表イベントは、マイクロフォーサーズ一色で「GH6」開発発表、「GH5 II」発表、「LEICA DG 25-50mm F1.7」開発発表、「GH5S」「G9」新ファームウェアアップデート告知が行われましたが、上記の動画の最後にフルサイズだけなくマイクロフォーサーズ製品群の開発を続け、既存の製品群もファームウェアアップデートで強化しクリエイターをサポートしていく方向性を語っています。