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パナソニック「GH6」ローリングシャッターの影響なし? AFトラッキング性能5倍向上?

43 Rumorsが、パナソニック「GH6」情報(噂)を掲載しました。「GH6」はローリングシャッターの影響をまったく受ける事はなく、AFトラッキング(追従)性能は「GH5」の5倍に向上している可能性があると噂しています。" FT4 " と高めのレート。

ある情報源が以下の「GH6」情報(噂)を提供した模様。

  • ローリングシャッターの排除
  • メカニカルシャッター非搭載なのかどうか分からないが、その可能性はある
  • AF性能の大幅な向上 … " DFD AI " と呼ばれているようで「GH5」より追従性能が5倍向上している

ローリングシャッターの排除
ここ最近の競業他社の新型ミラーレス機を見てもセンサーや描画エンジンなどの処理速度が向上する事によってローリングシャッター減少の影響が小さくなってきた事は確か。しかし今回の情報(噂)は " eliminate / 排除する、除去する " と強めの表現をしているところが興味深く感じます。軽減という表現ではないので、どのようなイメージセンサーを搭載しているのか気なるところ。可能性は低いかもしれませんが、もし有機CMOSセンサーが搭載されていたらかなり大きな話題になる事でしょう。

開発発表時に米国価格で2500ドルぐらいになる言われており、2022年2月時点で海外はインフレが顕著でさらに売り出し価格が上がる可能性があるので、国内価格は税込で30万円超えるのかどうか気になるところ。開発発表当初は20万円台後半に納まりそうな感じでした。

メカニカルシャッター非搭載の可能性
すでにニコンのZマウント フラッグシップ機「Z 9」がメカニカルシャッター非搭載。上記のようにローリングシャッター現象を排除しているのであれば「GH6」もメカニカルシャッター非搭載の可能性は充分あるのではないでしょうか。

AFトラッキング性能の向上 " DFD AI " とは?
今回の情報(噂)を見る限り「GH6」が搭載するイメージセンサーは像面位相差AFではなく、DFDを進化させた " DFD AI " を採用している事が伺えます。パナソニック機のAI(ディープラーニング)ベースの認識AFは優秀なので仕上がり具合が気になるところ。「GH5」よりもトラッキング(追従)性能が5倍向上している事を主張しており、動体に対するAF抜けをどのくらい抑えているのか興味津々です。

「GH6」基本スペック

GH6
  • 新型イメージセンサーと新描画エンジンを搭載
  • DCI 4K60p 10bit 4:2:2
  • 無制限動画撮影
  • 4k120p 10bit HFR/VFR 動画記録対応

「GH6」開発発表時に " 5.7K60p " 動画撮影に対応している事を明らかにしているので少なくとも2400万画素センサーが搭載されている可能性が高そう。「OM-1」搭載が有力視されているIMX472(2000万画素)でないと思われます。搭載センサーに注目しているユーザーさんは多いのではないでしょうか。

「GH6」正式発表は2022年2月22日

GH6

パナソニックは、某社とは違いマーケティングのためだけに不完全な機能を見切り発車で搭載する事は少ないので「GH6」の正式発表が楽しみになってきました。「GH6」は2022年2月22日 AM10:00 に正式発表される予定です。