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パナソニック CineDに「現行ラインアップが老朽化している」と言われてしまう

CineDが「Mirrorless Camera of the Year 2022」を発表しましたが、パナソニックの項目の中で興味深い記述があったのでピックアップしてみました。雑談も少しだけ。

パナソニック

Speaking of which, when looking at Panasonic’s line of mirrorless cameras, we can’t help but notice that their current offerings are aging. / そう言えば、パナソニックのミラーレスカメラを見てみると現在販売中の製品群は老朽化していると言わざるを得ません。※agingを老朽化と訳しました。要は古くなってきていると表現。

この後に今年パナソニックとライカが新たに " L2 Technology / 戦略的包括協業 " 契約を締結した事に触れ「2023年中に新たな撮影ツールを導入し実現するのかどうかCineDはじっと待っている。」とフォローしています。

これ以降はデジカメライフ雑談になります。

確かにCineDが言っている事はある意味正しくて、Lマウント フルサイズカメラ Sシリーズ ラインアップは現時点で第一世代の製品群で競合他社は次世代機を投入しつつあります。すでに2023年に「LUMIX S5 Mark II」の発表が噂されているので期待したいところ。

来年はSシリーズの年になるのかな?と思いますが、ソニー・ニコン・キヤノンはすでに " 8K " 対応カメラを投入済みで動画機能自体も強化し汎用性を向上させつつあるので、パナソニックの奮起に期待したいところ。8Kを使う使わないは別として、パナソニックはマーケティング的に動画に全振りした以上は競合他社に負けないぐらい訴求力のある次世代機が必要な気がします。

" 老朽化 " はMFTの方が顕著な印象。今年は次世代機「GH6」が登場しましたが、現行ラインアップの後継機が全て登場するのかどうかは不透明。先日パナソニックはあえて " 動画ミラーレスカメラ " と表現しており、スチルコンセプトの機種はそのまま放置かカタログ落ちしても、驚きではない状況に感じます。

価格コム

価格コムで「G9」の価格推移を見てみると売り出し価格の50%ぐらいまで販売価格が下がってきています。しかし「G9」後継機の噂は何ひとつありません。※2022年12月4日 19:00時点

富士フイルムが「X-H2S/X-H2」を投入した後、それほど期間をおかず原点回帰的なスチルコンセプトを打ち出した「X-T5」も発表しており、はっきり言って羨ましい。「G9」はスチルコンセプトながらも動画性能が良くて気に入っていましたが、「X-T5」の方がその上を行っている印象。

まあ「G9」後継機が2023年に登場すれば、買っちゃうかもしれないけど…w 現在愛用している「OM-1」には満足していますが、「OM-1」を使う事で「G9」の良さも再認識しています。