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ソニー デバイス事業(センサー)の大幅増収を見込む 8900億から1兆5000億円へ

11月25日にソニーは投資家向けの説明会を開催し、Webサイトにも「エレクトロニクス事業の経営数値目標について」を公開していますが、ブルームバーグが、ソニーはイメージセンサーを含むデバイス事業の大幅な販売増を見込んでいて、2017年度売り上げ目標を1兆3000億~1兆5000億円 に設定していると伝えています。

  • ソニー は、今後3年間にイメージセンサーなどデバイス事業の大幅な販売増を見込んでいる
  • 売り先は同社スマートフォンの競合メーカー
  • デバイス事業の2017年度の売上高目標は1兆3000億-1兆5000億円で、14年度見通し(8900億円)から最大69%の増加を見込んでいる
  • 営業利益率は10-12%
  • 中でもカメラなどの画像処理を行うイメージセンサーはスマホ用だけでなくウエアラブル端末や車載用などにも需要が見込まれている

先日ソニーはスマートフォン用の新型センサーを発表し2015年4月に量産を開始する予定で、車載カメラ用センサー市場の参入も決定していて、2014年11月サンプル出荷・2015年12月量産開始を予定しています。車載カメラセンサー市場においては50%のシェア獲得を狙ってるようです。

あとセキュリティカメラの需要もあり、こちらはセンサー&カメラと共に上記の映像を観て分かるとおりアプリケーションの売り上げも見込めそうな予感。ソニーのセンサーは高感度に強いと言われているので、セキュリティカメラや車載カメラの需要も望めるのではないでしょうか。

以前のインタビュー記事で「汎用的なセンサーでまず自社用に設計され、そして他社にも販売し、中国や台湾の企業などあらゆるところに販売される」とコメントしていて、 中国スマホメーカー向けのイメージセンサー販売拡大を見込んでいるようです。