ソニーが、積層型CMOSセンサーの生産能力を増強 1000億円投資し月8万枚生産へ
ソニーが、約1,000億円し積層型CMOSセンサーの生産能力を増強すると発表しました。2016年6月末までには、月6万枚から8万枚まで生産能力が増強されるとのこと。
- 積層型CMOSイメージセンサーの生産能力増強を目的とした設備投資を2015年度に実施
- イメージセンサー事業の強化、集中を加速する中で、生産拠点の再編と最適化も併せて実施
- 長崎テック、山形テック、熊本テック 3つの工場に設備投資
- ソニーのイメージセンサーの総生産能力は、現在の約60,000枚/月から2016年6月末時点で約80,000枚/月まで増強される
- 今回の設備投資の総額は約1,050億円を見込んでおり、長崎テック約780億円、山形テック約100億円、熊本テック約170億円となる
去年の11月には、2017年度の売り上げ目標を8900億から1兆5000億円に設定したニュースが登場しましたから、実現に向けてさらに加速しそうな感じです。
プレスリリースには、スマートフォンへの供給体制を強化が目的と書かれていますが、ソニーは2015年12月に車載カメラ用センサーを量産開始する予定ですし、各種デジタルカメラの需要もある思いますから今後もさらなる投資の予定があるかもしれません。