ソニー 東京五輪2020で躍進報道 2強に風穴 現場で2~3割の使用率
日本経済新聞が、東京五輪2020 (五輪・パラ) でソニーがプロ市場(報道カメラ)においてキヤノン・ニコンの2強体制に風穴を開けたと伝えています。東京五輪会場におけるソニー機の使用率は2~3割だった模様。
ソニーはプレスセンター内に初めてブース構え多くの報道陣が訪れたと掲載。一気にソニーの存在感が高まったそうで「現場では2~3割のカメラがソニーだった」という声が多く聞こえたと伝えています。
ソニー カメラ事業部副事業部長 大島正昭氏 インタビューも掲載しており、「α9」から徐々にプロに広がりはじめ成果が実りつつあるとコメント。要求が厳しいプロの期待に応える事でソニーも進化し、開発した機能は一般向け機種やスマホにも反映可能で、プロが使用する事でブランド力も高まるとのこと。技術的に一眼レフに劣っている事はなく、動画のニーズも高まっているためソニーはさらに強みを生かせると自信を覗かせる発言も。
ここ最近ソニー上げ記事が登場しつつあります。
ソニーは2017年5月に「α9」を発売した事をきっかけにプロ市場に本格参入し、2019年11月に「α9 II」を発売、そして2021年3月にフラッグシップ機「α1」を発売。その間に米国大手通信社「AP通信」と独占契約を結び、今年も英国最大の通信社「PAグループ」とパートナシップを結びプロ市場における足場を着々と固めています。
しかし2強であるキヤノンとニコンはそのまま黙っている訳はなく、キヤノンは東京五輪で貸し出していた「EOS R3」を今月発表しそうな展開でニコンもZマウントマウント フルサイズ フラッグシップ機「Z 9」を年内の発売を目指し開発中です。