雑談「無双 vs 終わりなき挑戦」キヤノンとソニーの企業文化の違いを感じる
昨夜ソニーのスピードカメラ「α9III | ILCE-9M3」が発表され大きな話題となっています。競合機となるキヤノン「EOS R3」と「α9III」の表現を見比べると企業文化の差を感じるので、雑談を少しだけ。
無双。
キヤノンのスピードカメラ「EOS R3」のキャッチコピーは発表時、大きな話題となりました。" 無双 " は並ぶものがないほど優れている事を表す言葉で、一眼レフ時代から覇権を握ってきたキヤノンの意思というか意地を感じる表現と言えるのではないでしょうか。" マーケティング " のキヤノンと言われる所以を感じます。いわゆる " パワー・ワード " ですよね。
The Never-ending Challenge 終わりなき挑戦
ソニーは「α9III」発表時にNYからLIVEイベントを配信しました。その中で「α9III」を紹介する直前に登場した文言が上記の " The Never-ending Challenge / 終わりなき挑戦 " になります。※イベント動画の8:42あたりから
" 無双 " と " 終わりなき挑戦 " という表現は、両社の企業文化の違いを感じます。カメラ市場においてソニーはもはやチャレンジャーの立ち位置ではないのだけど、それでも " 終わりなき挑戦 " という表現を使うしたたかさ。
2024年にキヤノンからフラッグシップ機「EOS R1 (仮名)」が登場する事はほぼ確定で、キヤノンがどのような表現で「EOS R1」をアピールするのか楽しみです。EOSだけに "神 " という表現を使ってくれる事に期待。※EOS : ギリシア神話の曙の女神