タムロン「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」開発発表 Xマウントにも対応
タムロンが、ミラーレス用 APS-C 高倍率ズームレンズ「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)」の開発発表を行いました。今回ソニー Eマウントだけでなく、なんと富士フイルム Xマウントにも対応とのこと。2021年内の発売を目指し開発中で希望小売価格は未定となっています。
総合光学機器メーカーの株式会社タムロン(代表取締役社長:鯵坂司郎、本社:さいたま市)は、弊社初となる富士フイルムXマウント用レンズをソニー Eマウント用と同時開発していることを発表いたします。
2018年にソニーEマウント用35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ対応の大口径標準ズームレンズ「28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)」の発売を機に、ソニー Eマウント用ミラーレスカメラ対応レンズのラインアップを拡充して参りました。その間、多くのユーザーよりミラーレスカメラ用レンズラインアップの拡充とともに、他社マウント展開を求める声を頂いており、弊社ではかねてより開発検討を重ねておりました。 この度、富士フイルムXマウント用初のレンズとして、弊社が得意とする高倍率ズームレンズ開発の目処が立ち、ソニー Eマウント用、富士フイルムXマウント用で、世界初、ズーム比16.6倍を実現したAPS-Cサイズミラーレス一眼カメラ対応高倍率ズームレンズ「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A※2) VC VXD (Model B061)」を発表いたします。
弊社はこれからも、世界中の方々にもっと写真を楽しんでいただくために、ユニークな製品開発、対応マウントの拡充に努めて参ります。※プレスリリースより
タムロンのミラーレス用レンズがついに " Xマウント " に対応です。トキナーがXマウント対応レンズを投入しつつあり、先日コシナが「フォクトレンダー NOKTON 35mm F1.2 Xマウント」を発表し、両社ともにライセンスというか情報開示を受けている感じなのでこのタムロン「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)」も同じ様にライセンス・情報開示を受けた上で開発を行っていると考えた方が自然ではないでしょうか。
この高倍率ズームレンズは、いつものように " Eマウント " にも対応しています。タムロンはEマウント フルサイズ用に加えてAPS-C用レンズも投入しつつあり、ビジネス的にもXマウントに広げてきた印象で今後もタムロンからミラーレス用 APS-Cレンズが継続的に登場しそうな展開に。
トキナーそしてタムロンからXマウントレンズが登場するという事は、シグマも今年Xマウントレンズを投入するのかどうか注目しているユーザーさんは多いのではないでしょうか。