キヤノン EOS R「動物・乗り物対応ファームウェアを開発中」「面白いレンズも計画」
BCN+Rが「何を写すか、カメラは知っている──CP+2019 パネルディスカッション 前編 | 後編」を掲載しました。前編にキヤノンの興味深いディスカッションが掲載されています。動物・乗り物対応ファームウェアを開発中で、面白いレンズも計画している事を明らかに。
キヤノンは、ミラーレスに経営資源を集中する事を発表済みで、EOS RFシステムに関するディスカッションとなっています。
AFシステム 被写体認識 動物・乗り物対応へ
顔認識や瞳認識のによるAFの現状はどうなっているのか。
顔認識と瞳認識は、画面に占める顔のサイズで切り替えるようにしている。バストアップから寄っていくと瞳認識、引いていくと顔認識になる。被写体認識の開発は進んでいて、今後小さな顔や瞳にも対応してピントが合うようにしたい。動物や乗り物などにも対応すべく開発を進めている。開発側としては、ファームウェアアップだけで進化させるようにしていきたいと考えている。※BCN+R「何を写すか、カメラは知っている──CP+2019 パネルディスカッション 前編」より
ソニーは、リアルタイムトラッキング/リアルタイム瞳AFを前面に押し出し、ファームウェアで動物に対応する予定ですが、どうやらキヤノンも動物に対応すべく開発中での模様。オリンパス OM-D E-M1Xのように乗り物にも対応予定で、RFマウントのスピードカメラ (フラッグシップ機)の登場時期も気になるところです。あと瞳AFの精度も上がりそうな印象。
面白いRFレンズを計画
- 今年は、6本のRFレンズ発売を予定
- 現在、開発リソースをRFレンズにシフトし、EFレンズ並みのレンズラインアップを目指している
- 来年以降も、今までと違った面白いレンズも含めて開発を強化する
キヤノンはCP+2019に向けてRFレンズ 6本の開発発表を行いましたが、どうやらその6本が予定通り今年中に発売されそうな事が伺えます。EFレンズ並みのレンズラインアップを目指し開発中で、ひょっとするとFEレンズの開発ペースを上回るペースになるかもしれません。" 面白いレンズ " …すでに来年に向けた噂は登場済みで「RF14-21mm F1.4L USM」など凄いRFレンズの登場が期待されています。