ホーム > カメラニュース 2022 > カメラグランプリ2022 ニコンZ9が大賞 Zfcは企画賞を受賞

カメラグランプリ2022 ニコンZ9が大賞 Zfcは企画賞を受賞

カメラグランプリ2022 各賞が発表されました。ニコンが主役といった感じで「Z 9」は大賞とあなたが選ぶベストカメラ賞を受賞し、「Z fc」はカメラ記者クラブ企画賞を受賞しました。それではカメラグランプリ2022 各賞の受賞機種を見ていきましょう。

  • 大賞 … ニコン Z 9
  • レンズ賞 … ソニー FE 50mm F1.2 GM
  • あなたが選ぶベストカメラ賞 … ニコン Z 9
  • カメラ記者クラブ企画賞 … ニコン Z fc
  • カメラ記者クラブ技術賞 … キヤノン EOS R3

大賞 Z9
ニコンのZマウント フラッグシップ機は国内外でかなり人気の高い機種でメディアの評価も上々。今でも需要が供給をかなり上回っている状況が続くフルサイズミラーレス機になります。

ニコンは「Z 9」大賞受賞に連動してYouTubeに「2022年カメラグランプリ受賞特別企画」動画を公開。選考委員である写真家 阿部秀之氏が、その魅力を語っています。

レンズ賞 FE 50mm F1.2 GM
レンズ賞は、ソニーが満を持して投入したF1.2GMレンズ「FE 50mm F1.2 GM | SEL50F12GM」が受賞。F1.2単焦点レンズはキヤノンとニコンが先に市場投入しており、一時期はマウント径の小ささを揶揄されソニーはF1.2単焦点レンズを造れないとネットで叩かれた事もありましたがレンズ賞を受賞。

高解像とボケ味を両立しながらもF1.2大口径単焦点レンズとして小型でAFスピードの速さとMF操作などを高く評価され受賞しています。

あなたが選ぶベストカメラ賞 Z9
この賞は一般ユーザーの投票によって選出される賞でニコン「Z 9」が受賞し、2冠を達成しています。開発発表時から高い注目を集めたカメラで、実際に発売後も需要は高く、価格もフラッグシップ機として競合機と比べて戦略的な価格設定となっています。

ここ数年ニコンの映像事業は赤字続きでしたが、ついに黒字を達成し「Z 9」が原動力の1つと言えるのではないでしょうか。

カメラ記者クラブ企画賞 Z fc
ニコンのDX レトロスタイル ミラーレス機「Z fc」が受賞。「Z fc」の一眼レフカメラ風のスタイルは、選考委員の琴線に触れそうな予感。「Z fc」の基本性能はしっかりしながら若い新規ユーザーの目を引く機種に仕上がっており、商品企画的な評価を得て選出されています。

カメラ記者クラブ技術賞 EOS R3
ここでやっとキヤノン「EOS R3」が登場。" 視線入力AF " が特長の1つのスピードカメラ/スポーツカメラですが " 大賞 " を逃してしまいました。キャッチコピーである " 無双。" とういう表現も大きく話題になったフルサイズミラーレス機でもあります。大賞を逃してしまいましたが、ミラーレスカメラ市場においてキヤノンは着々とシェアを築きつつあります。