2021年に登場する富士フイルム Xカメラは、もうない? 気になる質疑応答
Fuji Rumorsが、今年富士フイルムは、Xシリーズカメラを発表する事はもう無いと噂しています。今年は、1月に発表した「X-E4」のみになる可能性がある模様。加えて富士フイルムは、決算発表の質疑応答で気になる事を語っているので見ていきましょう。
- 容易に信じられない事であるが、これは事実である
- 2021年1月にローンチした「X-E4」が、唯一のXシリーズカメラとなる
- これは信頼できる情報源達によるものである
Fuj Rumorsは、これは100%正確な情報であり、信じて欲しいと掲載。1年で1機種のみの発売は、Xシリーズカメラにとって初めての事であるとコメント。
Fuji Rumorsは、「X-T4」と「X-S10」とのコンボは2021年の市場においても素晴らしい競争力があると考えており、富士フイルムは多くのカメラの投入を急ぐ必要はないとフォローしています。Xレンズの方は予定通り登場すると見通しており、以下のレンズ群をリストアップ。
Xレンズロードマップ(噂) ※2021-2022
- XF27mmF2.8 ※発売済み
- XF70-300mm ※発売済み
- XF18mmF1.4 ※発売済み
- XF33mmF1.4 … 2021年と噂されている
- XF23mmF1.4 MKII … 2022年の可能性が高い
- XF56mmF1.2 MKII … 2022年の可能性が高い
- XF150-600mm … 2022年と噂されている
今年上記のようにリストアップされるレンズがさらに増えてくれればとFuji Rumorsは抱負を語っており、今回の噂が正しければ2022年度(2021年4月~2022年3月)の富士フイルムはレンズ中心の展開になるかもしれません。GFXの方も同じ様な感じなのか気になるところ。
昨日富士フイルムは2021年3月期決算発表 (2020年4月~2021年3月) を行いましたが、今回の情報(噂)が登場した事で、半導体に関する質疑応答が興味深く感じたのでピックアップしてみました。
気になる質疑応答 : 半導体の供給がタイト
Q : 半導体不足による影響を教えてほしい。
A:現時点で業績への大きな影響はない。いち早く調達面での対策を取るとともに、製品によって、設計変更を通して汎用材料が使えるよう、対応を取ってきた。ただし、半導体の供給がタイトであることは間違いないため、今後の市場動向を注視していく。※質疑応答(PDF)より
富士フイルムは、業績への大きな影響はないとしながらも、半導体の供給がタイトであることは間違いないと現在の状況を明らかにしています。今年これ以上Xシリーズカメラが登場しない事と、半導体供給量が限定的である事が影響しているのかどうか色々想像してしまいます。ちなみにキヤノンは、原材料や半導体の影響は秋ぐらいまで残り、年末までには供給不足を解消したい事を明らかに。