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ニコン 計画の変更なく「戦略的 デジタル一眼レフ 中高級機」投入予定の模様

先日ニコン Zミラーレス「フラッグシップ機」と「中価格帯ミラーレス機」の報道が相次ぎましたが、ニコンが2019年6月27日にリリースした「第155期定時株主総会の説明資料 (PDF)」を見る限り、「中期経営計画(2019~2021年度)」を変更する事なく「戦略的 デジタル一眼レフ 中高級機」も投入予定である事が伺えます。※中期経営計画(2019~2021年度)と同じ内容です。

映像事業の方針・重点施策

ニコン 映像事業の方針
  • Zマウントシステムのラインアップを完成
  • 一眼レフ中高級機の戦略機種の投入
  • SNS/映像アプリとの連携強化、撮影後を含む独自の映像体験を提供

ここ最近の報道でニコンはミラーレス機に注力している事が伺え、このところデジタル一眼レフ FX機・DX機の動きが無い状態が続いていましたが、今回の株主総会の資料を見る限り計画を変更する事なく、戦略的 デジタル一眼レフも投入予定である事が分かります。

来年 東京五輪が開催されるので以前から「D6」の発表が期待され、エントリー機「D760」の登場も噂されています。先日報道されたミラーレスカメラと同様に発表時期が気になるところ。

映像事業の概況

映像事業の概況

まだまだFX機「D850」が売れ続けている事が伺えますが、Zシリーズに関しては " 拡販 " という表現に留まり、見方によってはZミラーレスは計画通り売れていないようにも取れる表現に感じます。あと「BCN AWARD 2019」で分かる通り、ニコンは「COOLPIX P1000」などのヒットでデジタルカメラ(レンズ一体型) 部門においてキヤノンを蹴落としてニコンがシェア1位を獲得しています。個人的に開発中止になったプレミアムコンパクト機の代替となる新型機の計画があるのかどうか気になるところです。