発表間近 ニコン「Z 9」追加スペック情報(噂)とスペック情報まとめ
ニコン「Z 9」は今週発表が期待されており、Nikon Rumorsが「Z 9」スペック情報(噂)を更新しました。3つの追加情報(噂)を掲載しているので見てきましょう。
Update #1
- 質量は「EOS R3」よりも300g重い、もしくは1020gぐらいの重さである (D6は1270g)
- 「Z 9」はメカニカルシャッターを搭載していない唯一のカメラになる
新しい情報源から入手したソースで裏付けは取れていないとのこと。ちなみに「EOS R3」の質量は1015g (バッテリーとメモリーカード含む) となっています。
すでにシグマ「fp」シリーズがメカニカルシャッター非搭載なので「Z 9」は唯一のカメラではありません。「Z 9」はZマウント フラッグシップ機だけに電子シャッターで動体歪みを制御しているのか注目です。あくまでも裏付けが取れていない情報(噂)なので注意が必要です。
Update #2
- センサーの読み出し速度は4ms (ソニー「α1」は5ms)
- これによりフラッシュ同調速度1/250秒を実現している
ソニー「α1」はデュアル駆動式シャッターを採用する事によりフラッシュ同調速度1/400秒を実現しているので実際「Z 9」が1/250秒止まりなのかどうか気になるところ。
Update #3
- 電子シャッターの高速連写20コマ/秒
- EVFの解像度は369万ドット
- 折り畳み式の可動液晶モニタ (すでにティーザー画像で3軸チルト式を示唆)
- 新設計メニューシステム
- 発売開始は12月を予定
- 8K60p動画に対応し、N-RAWを用意、その他の機能は無料のファームウェアアップデートで追加される予定
以前から「Z 9」の高速連写20コマ/秒と噂されており、ちなみに電子シャターでキヤノン「EOS R3」とソニー「α1」は30コマ/秒を実現しています。「Z 9」の連写周りの全体的な仕様が気になるところ。
以前の噂で「Z 9」のEVFの解像度は576万ドットもしくは900万ドットとなっていましたが、今回の噂では「Z 7II」と同じ369万ドットとなっています。「EOS R3」は576万ドット、「α1」は944万ドットなので今回の噂が本当なのかどうか…。
ティーザー動画で8K30pまで対応している事は分かっていますが、60pまで対応しているのかどうか注目です。新設計のメニューシステムを採用しているそうで、今後のZシリーズにも搭載されていく方向なのでしょうか。
これまでの「Z 9」スペック情報
- 新開発 4500万画素 積層型センサー 8256x5504px (EOS R3は2400万画素センサー)
- 低解像ファイルサイズ(6MB)において最高120fps撮影が可能 (一部では160fpsと言われている)
- 内蔵GPS : おそらく GNSS (グローバル ナビゲーション サテライト システム) を採用
- 「D6」と同じバッテリーを採用し、USB-C充電が可能な 18-type バッテリー (EN-EL18x) も用意される
- マルチリーフブレード保護シャッターを搭載する事でレンズ交換や電源オフ時に自動的にセンサーをカバーし、センサーにゴミやホコリの付着を防ぐ
- 人・動物AFに加えてクルマAFを搭載し、AFは低照度-7EVに対応
- 3Dトラッキング性能の向上
- 改良された可動式モニタはポートレートモードでも有効でまったく新しい設計が施されている
- 2枚CFExpressメモリーカードに対応したカードスロットは新たなスタイルのロック式フラップ(蓋)を採用している
- カメラを顔に近付けて撮影している時に使用可能な3つめのジョイスティック/セレクターを採用
- ユーザーの撮影スタイルに合わせて微調整可能な多くの新しいメニュー機能を搭載
- シャッター音は無音から大きな音まで調整可能で「D6」のマシンガン・サウンドを再現できる
- 正式発表は10月28日を予定し、部品不足の影響で「Z 9」の待ち時間は非常に長くなる事が予想される
- 未発表カメラ「N2014」は事実上「Z 9」であり、新バッテリーEN-EL18d と 新バッテリチャージャーMH-33 が付属する
- 「Z 9」は ProRes RAW に対応していると噂されている
- 縦グリップ一体型ボディ
- 「Z 9」は、「EOS R5」のイメージング、「α9 II」のAF、ブラックアウトフリーのEVFを組み合わせた製品に仕上がっていると言われている
- ニコンは「Z 9」が「D6」よりも優れている事を明らかにしている
- マルチショット・モード
- 16-bit RAW
- 8k30p、4k120/60/30p (8K動画に対応)
- 8K対応する新設計描画エンジンEXPEED (新開発のImaging Pipeline Processorにより、スピードを重視したセンサー読み出しを実現)
- AFの向上 (認識AF)
- 圧倒的なAFトラッキング(追従)性能 「D6」よりも向上している
- 進化したリアルタイムトラッキング
- XQD/CFX type B カードスロットx2
- ISO640~25600、Hi1、Hi2
- ノイズレベルを改善し、特にダイナミックレンジは大幅に向上している
- 高精細でブラックアウトフリーのEVF : 576万ドットもしくは900万ドットでリフレッシュレートは120Hz (解像度を下げてリフレッシュレートを上げる事に対応している)
- 新しいユーザーインターフェースを採用し「D6」のような2つ目の背面サブモニタは採用していない
- 新型バッテリー : EN-EL18x
- ギガビットLAN、USB-C、Wi-Fi、GPS
- 価格 6,000~7,000ドル
- 「Z 9」は基本的に「D6」と「D850」と組み合わせてミラーレスに仕上げたカメラ
これまでの「Z 9」スペック情報(噂)をすべてリストアップした感じで、以前に掲載したニコン「Z 9」はD3レベルの革新性を備えている話を掲載しています。
- デュアルピクセルセンサーにより、光学ファインダーと遜色ないEVF
- 高速フレームレート
- 事実上ブラックアウトなし
- 大幅なローリングシャッター現象の抑制
- AFシステムの大きなアップデート
単なるミラーレス版「D6」ではなく、「Z 9」をテストした評論家や懐疑的な人達も非常に肯定的な意見を述べている事も再度掲載し、8月にメキシコで撮影が行われたといわれるサーフィン画像をはじめ素晴らしい「Z 9」サンプル画像が登場するとしています。