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オリンパス「カメラ事業は撤退する事のない事業だったが、もはやそうではないかもしれない」

ブルームバーグが、オリンパス 竹内康雄社長 記者会見記事を掲載しました。主に医療事業に関する今後の方向性を示す記事なのですが、このところ話題になっている映像事業に関するコメントも確認できます。

オリンパス 竹内社長は就任時にカメラ事業売却を否定しましたが、これまで撤退を否定してきた事を振り返りながら「カメラ事業は売却が対象となる事業ではなかったが、もはやそうではないかもしれない。」とコメントしたと伝えています。ただしオリンパス広報が「主要市場に注力する事によりイメージングビジネスの安定化に取り組んでいく」事を示した事も掲載。

株主に向けたメッセージなのか、映像事業が絶対的な存在ではなくなった事を示しているのか分かりませんが、今回の経営戦略は、医療事業に経営資源を集中する事になっています。

現在海外で撤退の噂があるのに対して、オリンパスは「毎年 ボディ2台・レンズ3本のペースで製品開発を行っていく」事も明らかにしているので、今後の踏ん張りに期待したいところです。