dpreviewが、IMX472がOM・パナ機に搭載される可能性を示唆
5月にソニーセミコンダクタソリューションがマイクロフォーサーズ用イメージセンサー「IMX472」を製品ページに掲載し話題になりましたが、dpreviewはIMX472がすでにOMデジタルやパナソニックの手に渡っている可能性を示唆しています。
このイメージセンサーの有効画素数は2146万画素で裏面照射型 積層型CMOSセンサーになります。dpreviewは、5.7Kに対応しているパナソニックが開発中「GH6」には、「IMX472」は画素数的に足りず搭載されていないとしながらも今後登場するOMデジタルとパナソニック機に搭載される可能性に触れています。
このセンサーはオーバーサンプリング4K フルダイナミックレンジ120fpsを実現しているそうで動画性能も期待できる模様。加えてパナソニックの場合は、DFDのAFパフォーマンスが向上する可能性があるとのこと。
このセンサーは位相差AF用に設計した特別な読み出しモードも用意されており、これはソニーが言う所の全画素AFの事だと思います。
IMX472-AAJKのスペックシート(PDF)には " Quad Bayer 構造 " である事も掲載されていますが、dpreviewは、カメラメーカー向けて従来型のベイヤー方式も用意されている可能性があり、「GH5S」のようになるのではないか？と推測しています。※「GH5S」が搭載するIMX299CJKは、カタログスペック的にQuad Bayer構造
dpreviewは、ソニーセミコンダクタソリューションの製品ページに掲載されたイメージセンサーは、すでに顧客に提供されている可能性があると掲載。なのでIMX472を搭載したパナソニックやOMデジタルの次世代機が開発中の可能性が。特にOMデジタルが開発中の「WOW Camera : 人々がお～！と声を上げるようなカメラ」に搭載されている事に期待してしまいます。