ソニーが、Lytroのようなカメラを開発中? ライトフィールドカメラ用センサー特許が登場
撮影した後でピントの位置を自由に変更できるライトフィールドカメラ Lytroカメラは非常にユニークなカメラで、各カメラメーカーから色々噂が登場してきていますが、今回ソニーのライトフィールドセンサー特許をSony Alpha Rumorsが紹介しています。
- 上記の複雑な画像は、ソニーのライトフィールドセンサーの特許のイラストである
- これは有名なライトフィールドカメラ Lytro Illum のソニー版と言える
- 知っての通り、ライトフィールドカメラは、2Dではなく3D情報をデータとして撮影可能なカメラなのだ
- なので撮影した後にピントの位置とボケ位置を変更する事が可能になる
- このライトフィールドカメラの欠点は解像度が低い事にあるのだが、ソニーの特許は、その解像度の低さを解消している事を証明しているのである
- " これは、無駄なピクセル配列は無く、ステレオ機能を採用することで引き起こされる解像度低下を抑制ことを可能にしたカメラシステムである "
- センサー技術は非常に複雑で、ソニーが製品化するまでどのくらいかかるのか、実際に登場するまで分からない
- でもこのセンサーが採用されているフルサイズ機をちょっと想像してみてごらん
ついにソニーからのライトフィールドカメラ関連の情報(噂)が登場してきた感じです。すでにキヤノン、パナソニック、オリンパス、アップルなどのライトフィールドカメラ関連の情報(噂)は登場しています。
以前のパナソニックの記事でも書かれていましたが、このライトフィールドカメラの解像度低下をいかに制御するかがメーカーの腕の見せ所な感じで、今後の展開に注目です。
Googleは、Android用アプリ「Googleカメラ」の " レンズぼかしモード " で同じような効果を実現していますから色々な技術とアイディアで今後ユーザーが簡単に楽しめる技術になれば良いな~と思います。
ちなみにAndroid用アプリ「Googleカメラ」の " レンズぼかしモード " は、シャッターを押した後にスマートフォンを移動させて深さ(距離)マップを生成し後から被写界深度を変更させる事が出来るにようになっています。