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キヤノン騒動続く 米国ランサムウェア攻撃 image.canonデータ消失 熱問題など

このところキヤノン周辺が慌ただしく、米国キヤノンが乗っ取り被害、image.canonデータ消失、EOS R5/R6 熱問題、COVID-19の影響を大きく受けた決算発表など問題が頻発しています。

米国キヤノン ランサムウェア攻撃 身代金要求報道

米国キヤノンサイト

フォーブズ・ジャパンによると米国キヤノンが、サイバー犯罪集団からランサムウェア攻撃を受け10TBのデータを盗まれ身代金を要求されていると伝えています。Sputnikによると身代金を払わなければデータをネット上に公開すると要求している模様。※ランサムウェア攻撃は、マルウェアの一種でPCをロックしたり、データを暗号化し、それを復元する為に身代金を要求するプログラムの一種。

日本時間 2020年8月9日 17:00に米国キヤノン公式サイトは、上記のようにメンテンナンス・ページが表示された状態が続いています。

image.canon データ消失

7月30日にimage.canon データの一部消失した事が分かり世界各国でサービスを停止。8月4日に不正アクセスや画像流出はなかったとサービスを再開させるも、消失した動画ファイルは復元不可能で、静止画は元の解像度に復元できないと告知。

くすぶり続ける EOS R5/R6 熱問題

海外で「EOS R5」の動画撮影時の熱問題が指摘され、キヤノンは動画撮影時に制限が掛かる詳細情報を告知、そのままの状態で発売が開始されるが、世界中で初回出荷分を売り売り切り、その後 納期未定状態が続きリコールされるのではないか?という憶測が浮上するものの、米国キヤノンが遅れはなく予定通り出荷中であると否定。この熱問題に対しては、賛否両論あるので様子見といった感じです。

「EOS R5」の熱問題以降、立て続けに「image.canon データ消失」して今回「米国キヤノン ランサムウェア攻撃」と問題が起こっている事が伺えます。先日の決算発表も芳しくなく、さらに7月に遡るとキヤノンの衛星を搭載したロケットが打ち上げ失敗に終わっています。