ニコン 一眼レフカメラ 国内生産終了報道ふたたび
読売新聞オンラインが、ニコンが一眼レフカメラの国内生産を年内に終了する事を伝えており、国内で再び話題になっています。
大手光学機器メーカー「ニコン」が、宮城県名取市の関連会社「仙台ニコン」で行っている一眼レフカメラ本体の生産を年内に終了する。国内唯一のボディー生産拠点で、ニコンは70年以上続けてきた国内生産に幕を下ろす。※読売新聞オンライン : 名機「F5」「D1」など、ニコン一眼の国内生産終了へ…スマホ普及より
ニコンは去年の11月に行われた決算発表で、事業運営費630億円を削減すべく生産拠点の集約と要因適正化するためカメラの生産自体をタイ工場に集約する事を示唆し、今回の記事でも取り上げられている仙台工場は、カメラ生産自体をタイ工場に移管するものの、映像製品に必要な高機能・高精度な部品に関しては生産を継続しサポートしていく事は2020年12月に報道済み。
なので今回の記事は去年に報道済みの内容なのですが、これまでは経済紙を中心に報道され、今回は大手一般紙による報道の影響なのか、新年度に入り報道された事により再び国内で話題になっています。ちなみに国内レンズ工場も栃木工場に集約される報道も2021年2月にありました。
ニコンは、先日Zマウント フルサイズ フラッグシップ機「Z 9」の開発発表を行い、新製品を多数発表していく事も示唆しているのニコンの奮起に期待です。