オリンパス「2019年にさらなるマイクロフォーサーズ機をリリースする予定」
43 Rumorsが、Phototrend(フランス語)が掲載したCP+2019 オリンパス インタビュー記事を紹介ししています。2019年にさらなるマイクロフォーサーズ機のリリースを予定しているとのこと。
- 2018年は、中国からベトナムに工場を移転させた事により、新型マイクロフォーサーズ機を発表する事ができなかった
- 2019年は、さらなるマイクロフォーサーズ機をリリースする予定である
- 我々はフルサイズに行こうと思わないし、小型軽量な製品を提供する事に注力していきたい
- マイクロフォーサーズ・システムは、サイズと携帯性において他の競合機より独自メリットがある
- OM-D E-M1 Mark IIの売り上げは、我々がマイクロフォーサーズのみでやって行く発表した後に上がった
元記事であるPhototrendをGoogle翻訳の力を借りて見てみると、2019年のビジョンを聞かれて「フルサイズミラーレス機が市場で出回っているが、マイクロフォーサーズ機を投入し続ける」とコメントしていて、43 Rumorsは今年さらなるMFT機が登場すると解釈した模様。
ベトナム工場に関しては、2019年後半に安定稼働できる見通しなので「OM-D E-M5 Mark III」と「PEN-F II」の登場に期待したいところ。OM-D E-M1Xのセンサーと描画エンジンは据え置きでしたが、そろそろ刷新して欲しい気もします。ちなみに秋にオリンパスは100周年を迎えます。
今回のインタビューで再びフルサイズミラーレス市場参入を否定しています。元記事を見てみると「検討した事はあるが、研究開発(R&D)を行った事はない」と語っています。去年の12月のインタビュー記事でも「フルサイズはまったく考えておらず研究開発はMFTにすべてを注ぎ込む」とコメントしています。(※中判カメラを検討していた時も)
あとフランス語なので良く分からないのですが、フルサイズミラーレス機に関してパナソニックなどと話はしているそうですが、進展はないような事も語っています。
オリンパスは決算発表で「強豪メーカーとは違い同じようなラインアップで勝負するという事はない」と方向性を示唆しているので、今後の新型マイクロ―サーズ機の登場が楽しみになってきました。