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オリンパス決算発表 非継続事業 (映像事業) 520億円損失の見通し 譲渡関連費用447億円

オリンパスが、2021年3月期第3四半期 (2020年10月~12月) 決算発表を行いました。映像事業を日本産業パートナーズ(JIP)に譲渡し2021年1月にOMデジタルが誕生しましたが、譲渡関連費用が447億円であった事が伺えます。

オリンパス 非継続事業 (映像事業)

オリンパス映像事業

すでにオリンパス本体から切り離され独立したため参考資料として掲載。2020年4月~12月の実績が確認可能で、売上高 209億円、営業損益 ▲520億円である事が分かります。その内JIPへの譲渡関連費用が447億円であった事も明らかに。※ちなみにニコン映像事業の2020年4月~12月の売上高は1,167億円 営業損益 ▲280億円

通期見通し

通期見通し

オリンパスとしての映像事業はすでに非継続事業となっているので、セグメント別の通期見通しを見ても▲520億円で確定といった感じになっています。前回の決算の見通しでは▲530億円としていたので10億円赤字が減ったカタチに。

身軽になったOMデジタルの今後

先日AERA dot.が、OMデジタルソリューションズ CTO 片岡摂哉氏 インタビュー記事 前編後編を掲載し話題になりました。この中で話題となりそうな新製品を開発している事を明らかにしただけではなく、OMデジタルの現状も語っているのです。

われわれはオリンパスから独立するときに、かなり会社の構造を軽くしています。現在のコロナ禍やカメラ市場の変動にも耐えられるような体制をつくっています。あまり無理のない計画に対して黒字になるような事業体質に変えています。ですから、それについてはご安心いただきたいと思います。 ※『新生「オリンパス」が目指すカメラとレンズの新製品とは? 新会社幹部に聞く』より

" 開発・製造・営業 " をはじめ本社部門だった" 人事・総務・経理 " もあり、映像事業を進めていくうえで必要なものはすべて備えているとのこと。社員数も半分になりグローバルで約2,000人で国内は約280人の模様。※ベトナム工場を含む

マイクロフォーサーズ用センサーも心配なし

こちらからオーダーして、開発費を出して、センサーを作ってもらう、という流れですから、その点については心配ないと思います。※『新生「オリンパス」が目指すカメラとレンズの新製品とは? 新会社幹部に聞く』より

OMデジタルはイメージセンサーを内製していませんが、それに関して目処が立っている事が伺えます。先日ソニー製 マイクロフォーサーズ用 8Kセンサーの噂が登場したばかり。コアなところやポイントとなる箇所は独自開発を行い、それ以外は外部と連携していく方向性である事が伺えます。

OMデジタルは、2021年1月に立ち上がりばかりでCP+2021に向けてすぐに動き出せるのかどうか分かりませんが、OMデジタルの新製品に注目です。