ソニー Q2決算発表 イメージングは市場変化により⽣産・在庫計画をより慎重に⾒直す
ソニーが、2024年度 第2四半期 決算 (2024年7月-9月実績) を発表しました。イメージング事業は、Q1は好調だったものの、Q2は前年同期比並みの実績に戻ったため、年末商戦に向け先⾏して⽣産・在庫計画をより慎重に見直す事を明らかに。
ソニーのイメージング事業は " ET&S分野 " の1事業ですが、テレビ事業を追い抜きET&S分野の筆頭事業にまで成長しています。ET&S分野に関しては、前年同期比とほぼ横這いの業績だったとのこと。スピーチ原稿(PDF)を見てみると、イメージング事業に触れているので一緒に見てみましょう。
⼀⽅で、第1四半期において中国を中⼼に前年同期から⼤きく伸⻑したイメージング事業が、当四半期ではほぼ前年同期並みの実績となったことから、年末商戦に向け、先⾏して⽣産・在庫計画をより慎重に⾒直し、今回⾒通しに反映しています。※スピーチ原稿より
これ以降はデジカメライフ雑談になります。
春先は中国のカメラ市場の伸びが大きく注目され、キヤノンは中国におけるカメラの販売台数を前年比で30%以上増やす目標を立て、ソニーは前回の決算発表で中国市場を注視する発言をしていました。7月-9月期の実績が前年同期比並みの実績に戻った事に触れており、世界経済的な事が要因なのか、自社製品の販売力が要因なのか気になるところ。これから国内では年末年始商戦、海外ではホリデーシーズン需要が見込めるので、その前に⽣産・在庫計画を見直した事が伺えます。某社のように欲しくても買えない状況にはならないと思います…個人的に。