キヤノン イメージングにおけるDRAM価格高騰とレアアース供給問題に言及

キヤノンが、年間決算発表 (2025年1月-12月実績) を行いました。キヤノンはこの決算発表の質疑応答でDRAM (ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリー) 価格の高騰とレアアース供給問題の影響について語っています。

レアアース

Q4. DRAM 価格が上昇しているが、どの程度コスト増を計画に織り込んでいるか。また、コスト増だけではなく調達が困難となるリスクも抱えているか。それに伴い、DRAM在庫の積み増しなどもありうるのか。
A4. 2026年の計画には前年比で約60~70億円のコストアップを見込んでおり、3分の1がプリンティング、3分の2がイメージングである。現時点では調達リスクはないが、今後さらに状況が厳しくなれば、リスクが発生する可能性はある。どのくらい先まで確保するかは決めていないが、購入できるものは全て調達する方針である。

このところメモリー不足が顕著化しており、PCやスマートフォン関連ニュースで目にした方は多いのではないでしょうか。やはり ” イメージング ” にも影響がありそうな感じでDRAM価格高騰で今年は ” 60~70億円 ” のコストアップを見込んでいるとのこと。キヤノンは「購入できるものは全て調達する方針」と表現しています。商品の市場価格高騰や、DRAM不足による供給不足は避けて欲しいところ。

Q5. 原材料価格の上昇やレアアースの供給問題について、どのように計画に織り込んでいるのか。
A5. 原材料価格の上昇は、昨年以前から様々な製品に及んでおり、当期の計画にも影響を織り込でいる。特に半導体メモリについては影響が大きいため今回言及している。レアアースについては現時点で問題となっていないが、規制が強化されたり、供給が停止された場合にイメージングを中心に大きな影響を受ける可能性はある。

日本は高市政権になり、中国は「レアアース輸出規制」で対日圧力を掛けています。その影響は限定的という見方もありますが、さらに規制が強化されたり供給が停止された場合は ” イメージング ” を中心に大きな影響を受ける可能性があるとのこと。

キヤノン 投資家情報 : 決算短信・説明会資料

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