OMデジタルが、久々の新型「PEN」カメラを発表しました。ナンバリングを省略しシンプルな製品名「OM SYSTEM PEN」となっており、仕切り直し最初の一歩を感じさせてくれるマイクロフォーサーズ機に仕上がっています。「OM PEN」に連動してキットレンズとなる「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 III」も発表されました。両製品は、2026年10月下旬発売予定です。
OM SYSTEM PEN

像面位相差積層型センサーは搭載されておらず、スペックを見る限りハイエンド機ではありませんが、これまで上位機種「PEN-F」にしか採用されなかったEVFを搭載し、ところどころ「PEN E-P7」をベースにブラッシュアップした機種に仕上がっている印象です。
OLYMPUS PENから、OM SYSTEM PENへ。
1959年の誕生以来、時代が変わっても受け継いできたのは、いつでも気軽に持ち歩き、写真をもっと楽しんでもらいたいという想いです。
その思想は、これからも変わることなく受け継がれていきます。※製品ページより

1959年に発売されたフィルムカメラであるオリンパス「PEN」はフィルムカメラを大衆化へと導いた記念すべき名機の1つであり、2009年にデジタルとして蘇ったミラーレスカメラ「PEN E-P1」は大ヒットしミラーレス黎明期を支えた機種です。これまでのティザーや製品ページを見る限り、今回の「OM SYSTEM PEN」は歴史を振り返っており、仕切り直しの新型PENと言って良いのではないでしょうか。
カラーバリエーションは、シルバーとブラックの2色展開となっています。発売日は2026年10月下旬とのこと。
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 III

約15年ぶりにIII型となる「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 III」も発表されました。OM SYSTEMは電動パンケーキズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」をラインアップしていますが、あえて「14-42mm III」を発表し「OM SYSTEM PEN」のキットレンズとして投入する展開に。
「OM SYSTEM PEN」は防塵防滴仕様であり、キットレンズも防塵防滴仕様にしたかったのではないでしょうか。ちなみに「14-42mm III」はIPX1に対応した防塵防滴性能を有しています。もちろん電動ズームではなく、アナログ的なフィーリングで写真を撮るという所作にもこだわっているのではないでしょうか。※IPX1 : 垂直に落ちてくる毎分1mmの降雨量相当の水滴を10分間防ぐ性能
公式オンラインストア販売価格(噂)
- OM PEN ボディ … 148,500円
- OM PEN 14-42mm III レンズキット … 165,000円
- OM PEN ダブルズームキット … 176,000円
- OM PEN + 17mm F1.8 II … 205,700円 ※ストア限定
OM PEN + 25mm F1.8 II … 196,900円 ※ストア限定
ボディ価格は118,800円の「PEN E-P7」よりも高額ですが、173,800円の「OM-5 Mark II」よりも安価な価格設定となっています。米国価格は1,099ドルで、現時点で為替レートで単純に円換算すると約16.8万円なので、国内では少し良心的な販売価格と言えます。競合他社の値上げが顕著なので、購入しやすい価格帯です。
今後、ナンバリングされたPENカメラがシリーズ化されるのか、PEN-F後継機的な上位機種も計画しているのか楽しみです。


コメント
コントラストAFだともはや競争力がないと見なされるご時世なので基本スペックの底上げは必至だったのでしょう。EVFレスだと真夏の逆光時は勘でフレーミングとなりますので、そこら辺、強い要望があったのでしょうか。
パナGX1のレンズキットは量販店で5万円台の値付けだったと記憶してます。PEN LiteはGFと同程度で4万円台くらいだったでしょうか。あの時分にデジカメ趣味を始められてよかったのかもしれません。