ホーム > カメラニュース 2019 > キヤノン「ミラーレス最上位機種は、過去の性能をしのぐ」「下位機種も拡充」

キヤノン「ミラーレス最上位機種は、過去の性能をしのぐ」「下位機種も拡充」

ニュースイッチ(日刊工業新聞)が、今後のカメラ事業戦略を伺ったキヤノン 戸倉剛常務執行役員 インタビュー記事を掲載しました。EOS R 最上位機種は、過去の製品をしのぐ製品でなければならないと語り、上位・下位機種ともに拡充を図っていく方向性を示しています。

ミラーレス戦略

  • システムの拡充が最重要事項で、性能や価格など現行機種の上と下の領域に拡充する

上位機種は、今のところ「EOS R 高画素機」や「ミラーレス版 EOS-1D X」が噂されていますが、下位機種の拡充がどうなるのか気になるところです。EOS RPより下のモデルが登場するのか、EOS R APS-Cカメラが登場するのか色々想像してしまいます。

ミラーレス最上位機種 構想

  • 過去の性能をしのぐ製品でなければならない
  • ミラーレス開発は“快速・快適・高画質”を今後も追求
  • 動画性能も消費者の注目が高い
  • ネットワークとの親和性も重要な進化軸

キヤノン ミラーレス フラッグシップ機 2021年投入報道は登場済みで、キヤノンは " 過去の性能をしのぐ機種 " を目指し開発中である事が伺えます。民生機において動画性能はソニーやパナソニックなどの競合メーカーに遅れを取っていて、今後ユーザーにどう訴求していくのか興味津々です。

キヤノンは今のところRFレンズは、Lレンズを中心に拡充を図っていますが「手頃な価格や小型・軽量を意識する」と語っているので、今後購入し易い価格で取り回しの良いRFレンズが登場してくる事が伺えます。これまでと同様に高画質を求めたレンズや、RFマウントならではのユニークレンズも展開していく事も示唆しています。

他にも様々な事を語っている内容でお勧めのインタビュー記事になります。今後ソニー(9月18日)、パナソニック(9月19日)、オリンパス(9月20日)、富士フイルム(9月21日)、ニコン(9月22日)の戦略記事を掲載予定でニュースイッチに注目です。