リコーが、2026年度 第1四半期 決算発表(2026年4月-6月実績)を行いました。リコー全体は、爆発的な利益成長を達成。カメラ事業は、GRシリーズ中心に好調を維持し増益とのこと。

リコー全体の第1四半期業績 ※2026年4月-6月
- 売上高 … 6,298億円(前年同期比 +8.4%)
- 営業利益 … 447億円(前年同期比 +277.8%)
リコー全体の2026年度第1四半期の業績を見てみると、その特徴として爆発的な利益成長を挙げることができます。リコーは2024〜2025年度にかけて、国内外での人員配置最適化(国内での希望退職など)や、海外の販売・サービス体制の見直しといった大規模な構造改革を進めてきました。固定費や人件費、経費の大幅なコントロールが効いたことで、売上の伸びを遥かに上回るペースで利益が残る体質へ変化したと言える業績を達成しました。数年費やした「企業価値向上プロジェクト」が、目に見える成果となって表れてきたと言えます。
他にも従来型の複合機(オフィスプリンティング)サービスから「ITソリューション・サービス事業」へのシフトが非常に好調に推移していることや、買収したPFUのスキャナー事業などが回復傾向にあること、加えてリコーは海外売上比率が高いので、為替の円安進行が海外収益の円換算値を押し上げる強力なサポートとなっています。
その他セグメントの第1四半期業績 ※2026年4月-6月
「その他セグメント」は、民生カメラ、360°カメラ(Smart Vision)、環境、ヘルスケアなどの事業を含みます。ちなみに「その他セグメント」の実績に関して、決算短信と決算説明会資料で売上高に差異が生じている理由は、「セグメント間売上高(内部取引)」を含めているか・いないかの違いによるものです。

その他の売上高は、前第1四半期連結累計期間に比べ 39.5%増加し 122億円となりました。カメラ事業がRICOH GRシリーズを中心に引き続き好調で、増収増益となりました。その他全体の営業損益は3億円となり、前第1四半期連結累計期間に比べ18億円増加しました。※決算短信より
- 売上高 … 決算短信 122億円 / 決算発表資料 145億円
- 営業利益 … 3億円
第1四半期もGRシリーズは好調で「その他セグメント」は増収増益であることが分かります。「その他セグメント」第1四半期の黒字化は、GRシリーズが強力に支えていると言っても過言ではありません。
【考察】デジカメライフ的視点

前年度のカメラ事業は、リコーイメージングの2025年度実績を見て分かる通り好調で、ついに累積赤字を解消しており、今年度の第1四半期も好調を維持していることが確認できます。新製品開発の体力をしっかりと蓄えたはずなので、GRシリーズだけでなく久々に「PENTAX」の新製品に期待してしまうのは私だけでしょうか。
ちなみにGRシリーズは、秋に30周年記念モデル「RICOH GR IV 30th Anniversary Edition(仮称)」の発売を予定しています。販売数量は、全世界6000台とのこと。


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