新型100-400mm GMは「F4.5」で小型軽量を追求か? 「α7R VI」と共に5月発表の噂

SARの最新情報(噂)によると、ソニーの新型「100-400mm GM」に、予想外のスペック変更の噂が浮上しました。「F4ではなく、あえてのF4.5」。スペックダウンと捉える向きもあるかもしれませんが、リークされた詳細な操作系の配置を紐解くと、そこには「圧倒的な機動性」という明確な意図が浮かび上がってきます。

5月の登場が噂される高画素モンスター機「α7R VI」の相棒として、ソニーはどのような回答を用意しているのか。物理法則の限界に挑むような「小型軽量化」の兆候と、最新の噂の内容を整理して解説します。

ソニー FE 100-400mm F4.5 GM

ソニーが、5月に発表する新製品群

  • α7R VI(6700万画素、新設計ボディ)
  • FE 100-400mm F4.5 GM

FE 100-400mmのF値は、F4ではなく「F4.5」になる

そうです、開放絞り値は「F4.5」です。以前、リーカーのHowToFly氏が報じていた「F4.0」ではありません。同氏はここ数年、非常に高い信頼性を誇ってきましたが、今回は「1/3段分」予測が外れたことになります。とはいえ、大きな問題ではありません。このレンズのパフォーマンスが極めて優秀であることに変わりはなく、実際に私は情報筋からこのレンズで撮影された実機写真を見せてもらいました。

FE 100-400mm F4.5 GM 特徴

残念ながら、その写真を公開しないよう釘を刺されているため掲載はできませんが、少なくとも以下の特徴をお伝えすることは可能です。

  • 各種スイッチ類がマウント側(後方)へ大きく移動している
  • 三脚座の固定ノブがフォーカスリング側(前方)へ移動している
  • 絞りリングとフォーカスリングの間隔が極端に狭く、焦点距離の目盛りを刻むスペースがほとんどない

※ Collar Knob : 三脚座(Tripod Collar)を固定するためのノブを指します。

現時点で情報(噂)は限定的

価格、サイズ、重量といった具体的なスペックについては、まだ情報が得られていません。もし詳細をご存知の方がいれば、匿名コンタクトフォームや各種メッセージアプリ(Signal、Telegramなど)でご連絡ください。

正確な発表日は不明ですが、5月中旬頃にはこれらがお披露目されるはずです。なお、今のところ噂のあった「FE 16-28mm F2 GM」については音沙汰がありません。こちらも同時に発表されることを期待しましょう!

【考察】デジカメライフ的視点

一見すると、テレ端をF5.6からF4.5に明るくすることは大型化を招くように思えます。しかし、近年のGMレンズの進化を辿ると、以下の手法で「現行モデル以上の軽量化」を狙っている可能性が極めて高いです。

レンズ枚数の削減と高密度化

最新のXA(超高度非球面)レンズを贅沢に採用することで、現行「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」の16群22枚という複雑なレンズ構成を大幅に整理するのではないでしょうか。前玉の有効径がわずかに増したとしても、内部の「ガラスの総体積」を減らすことで、全体の重量を削ぎ落とす手法です。

「全長短縮」による筐体重量のカット

リングの間隔が極端に狭いという描写は、光学設計の追い込みによって鏡筒の全長を物理的に短縮している証拠と言えます。レンズが短くなれば、それを支える外装(マグネシウム合金等)やズーム機構のパーツも一気に小型化・軽量化できるため、トータルでの機動力は飛躍的に向上します。

重心バランスの最適化

スイッチ類がマウント寄りに移動している点は、重いレンズ群をカメラ側に寄せる「リアヘビー」な設計への転換を示唆しています。これにより、手持ち撮影時の体感重量を軽くしつつ、三脚座などの周辺パーツもよりスリムな設計に変更されているはずです。

6700万画素を解像し切る「次世代GM」の光学性能

噂されている「α7R VI」の6700万画素という解像度は、レンズ側にも極めて高いハードルを課すことになります。

今回の「F4.5」へのスペック変更は、単なる小型化のためだけではなく、ズーム全域、かつ周辺部まで「6700万画素を解像し切る」ための光学設計上の余裕を生み出すための選択とも考えられます。最新のXAレンズによる収差補正と、最新のコーティング技術によって、現行モデルを大きく凌駕するクリアな描写が期待できそうです。

次世代AF(XDリニアモーター)の最適化

また、超高画素機での撮影では、わずかなピントのズレも許されません。
今回のリニューアルでは、フォーカス駆動に最新の「XD(extreme dynamic)リニアモーター」が複数投入されるのは確実でしょう。これにより、α7R VIの進化したAIプロセッシングユニットと連動し、400mmのテレ端においても「一瞬で、かつ無音で」極薄の被写界深度にピントを合わせ続ける、異次元のAFパフォーマンスを実現してくるはずです。

デジカメライフ的まとめ

F4.0」という派手なスペックを追わず「F4.5」に着地させた背景には、徹底した小型軽量化に加え、「6700万画素を隅々まで解像する光学性能」と「超高画素機でのシビアな合焦に応える超高速AF」を両立させるという、ソニーの極めて現実的かつストイックな判断があるように感じます。

「明るくなったのに、なおかつ軽い。そして高画素機を完璧に使いこなせる」。この次世代システムが、5月にどのような衝撃を持って登場するのか、続報から目が離せません。

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