パナソニック「L10がLX100シリーズ後継機でないのは、時代に合った価値を届けるため」

先日、パナソニックはマルチアスペクト対応4/3型センサー搭載のプレミアムコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DC-L10」を発表しました。公式の「note : LUMIX Magazine」がL10の関連記事を掲載しており、なぜ「LX100 III」と名付けなかったのか、その理由を明かしています。

LUMIX L10 チタンゴールド

「LX100 III」と名付けなかった理由

楽な道を選ぶなら「DC-LX100M2の正統進化版」を企画すれば良いのかもしれない。でもそれでは、この7年間のLUMIXの歩みと、時代にあった、お届けしたい価値を、ちゃんとお伝えすることができない。

そう感じ、LX100シリーズの後継機ではなく、全く新しいシリーズとなる「L10」を企画しました。

記事では、全く新しいシリーズとして「L10」を生み出した背景が上記のように語られています。最近のLUMIXは、「LUMIX Lab」や「リアルタイムLUT」に代表されるように“色表現”にこだわった方向性を打ち出しており、従来型の「LX100」の延長線ではなく、現代のクリエイターの撮影・発信スタイルに対応した新モデルとして定義したかったようです。

その一方で、フィルムライクな表現を楽しめる新たなフォトスタイル「L.クラシック」と「L.クラシックゴールド」を追加しており、これまでのLX100ファンやスナップ好きへの配慮も忘れていません。

AF性能は「S1IIシリーズ」と同じ

LUMIXユーザーの皆様にわかりやすく言うと、センサーやエンジンはG9PROII・GH7と同じ、AF性能はS1IIシリーズと同じ、バッテリーもG9PROII・S1IIシリーズと同じ。

L10が搭載するイメージセンサーが「GH7」と同等であることは製品ページにも掲載されていますが、驚くべきはAFに関して「LUMIX S1II」シリーズと同等であると言及された点です。コンパクトなボディに強力な像面位相差AFが搭載されていることは、多くのLUMIXユーザーにとっても嬉しいサプライズではないでしょうか。

出足好調の「L10」

LUMIX L10 供給不足

パナソニックはすでに、L10の需要が供給を上回ったことを告知しています。今回のLUMIX Magazine記事の中で「もう一度、このカテゴリーでお客様がワクワクするカメラを出したい。」と語られている通り、まさにメーカーにとってもユーザーにとっても待ち望んでいた1台だったと言えます。

LUMIX誕生25周年にふさわしい、過去の遺産の踏襲ではない「これからのコンデジのあり方」を提示してくれたL10。パナソニックがこの先にどのようなコンパクト機を見据えているのか、今後の展開も非常に楽しみになってきました。

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