Phototrendが、CP+ 2026 パナソニック インタビュー記事を掲載しました。応対したのは、パナソニック執行役員兼イメージング事業部長の津村敏行氏です。フランス語の原文から、個人的に興味深かったポイントをピックアップし、自然な日本語になるよう構成しました。※私はフランス語が分からないので機械翻訳の力を借りています。

- リコー「GR IV」や富士フイルム「X100 VI」、ソニー「RX1R III」といった高級コンデジ人気が加速する中、パナソニックはこのセグメントに再参入する計画はあるのでしょうか。例えば、「LX100 II」の後継機などが待望されますが、いかがでしょうか?
- 「LUMIX S9」について伺います。このモデルは実際にどう活用されているのでしょうか? やはり動画メインですか、それとも写真でもよく使われているのでしょうか?
- 昨年「LUMIX S9」向けに限定モデルの ” チタンゴールド ” を発売されましたね。今後、他の限定モデルを出す計画はありますか?
- 26mmパンケーキレンズのように、今後もコンパクトなレンズを投入する予定はありますか?
リコー「GR IV」や富士フイルム「X100 VI」、ソニー「RX1R III」といった高級コンデジ人気が加速する中、パナソニックはこのセグメントに再参入する計画はあるのでしょうか。例えば、「LX100 II」の後継機などが待望されますが、いかがでしょうか?
2025年のCIPA統計(出荷実績)は前年比107%に達し、世界のカメラ市場は5年連続の成長を記録しました。この勢いを後押ししているのは、新規ユーザーによるエントリーモデルへの需要回帰と、レンズ一体型カメラ (コンパクトデジタルカメラ) の躍進です。
当社としましても、新規層に向けた新たな体験提案を加速させてまいります。特に、高級コンパクトカメラは重要なセグメントであると認識しており、今後もこの分野において、市場に新しい価値を提示し続けていく所存です。
デジカメライフ的視点(考察)
パナソニックは単なる「ブームへの追随」ではなく「コンデジ再定義」を狙っているのではないでしょうか。なぜなら ” 新規層に向けた新たな体験提案 ” と表現しているからです。「LX100II」後継機の質問も決して否定していないところは、復活に現実味を帯びてきます。もし「LX」シリーズが復活する場合、マイクロフォーサーズなのかフルサイズセンサーでいくのか興味津々。個人的に中身が基本的に「LUMIX S9」のコンパクトデジタルカメラも面白そう。「カメラをファッションやライフスタイルの一部として楽しむ」。そんな価値観に寄り添うコンデジの登場を心待ちにしているのは、きっと私だけではないはずです。
スマートフォンが台頭してきた時にコンデジは市場を喰われました。しかしここ最近コンデジが再評価され市場回復しつつあり、スマホユーザーが次に手にするステップアップ機として明確に位置付けられています。
「LUMIX S9」について伺います。このモデルは実際にどう活用されているのでしょうか? やはり動画メインですか、それとも写真でもよく使われているのでしょうか?
「S9」がターゲットとしているのは、スマートフォンからステップアップしてくる若い新規層です。彼らにとって、写真と動画の比重はほぼ同じ。より詳しく言えば、単に長尺の動画を撮るだけでなく、ショート動画の制作も非常に活発です。彼らにとっては、ショート動画も写真と同じくらい重要な表現手段なのです。そのため、我々も「ショート動画の記録技術」と「静止画の撮影技術」の両方を等しく強化しました。
デジカメライフ的視点(考察)
「LUMIX S9」発売時、ビギナー向けなのか、実は中級者向けではないか?とLUMIX界隈で議論になったことがありました。やはりパナソニックは、「S9」のターゲット層が若年層である事が伺えます。
最近パナソニックは「LUMIX S9」においてカラバリに注力しています。ファッションやライフスタイルに馴染むコンパクトデジタルカメラがあって良いと思うのは私だけでしょうか?
昨年「LUMIX S9」向けに限定モデルの ” チタンゴールド ” を発売されましたね。今後、他の限定モデルを出す計画はありますか?
お客様の声を収集し、そのニーズに基づいた特定モデルの開発を検討していく必要があります。S9のユーザーには、写真や動画を撮る楽しさだけでなく、「トレンド感のある一台を所有する喜び」も感じていただきたいと考えています。現在、多彩なカラーバリエーションを展開しているのもそのためです。今後も、どのような新色を展開すべきか、継続的に検討を重ねていくつもりです。
デジカメライフ的視点(考察)
上記のやり取りも決して否定的ではなく、パナソニックがカラーバリエーションを戦略の柱に据えている意思を感じます。ニコンは張り替えサービス、パナソニックは新色投入でメーカーごとの対応が興味深い。
今後ライカのような ” リミテッドエディション ” 展開まで昇華させるのかどうか。
26mmパンケーキレンズのように、今後もコンパクトなレンズを投入する予定はありますか?
鋭いご指摘ですね! 実際、S9のサイズ感にフィットする小型レンズを望む声を、お客様から数多くいただいております。我々としてもこうしたご要望をしっかりと受け止め、今後どのようなレンズをラインナップに加えていくべきか、前向きに検討を進めていく方針です。
デジカメライフ的視点(考察)
こちらも前向きな発言をしており、パンケーキもしくはパンケーキに近いサイズの単焦点レンズの現実味を帯びてきます。ちなみに「LUMIX S 26mm F8」は、特に薄さにこだわったマニュアルフォーカスのパンケーキレンズ。もう少し大きくなって良いから、AF対応の小型単焦点レンズを待っている「S9」ユーザーさんは潜在的に多いのではないでしょうか。

コメント
LXシリーズは4/3型より少し大きなセンサーを採用することで画角をそのままにアスペクト比の切替えを可能としたデジカメでしたが、キヤノンから1.4型センサーを調達する手もあるかな、と。DPCMOSを採用するとなるとまた別の開発要素が発生するかもしれませんが、画素欠損することなしに像面位相差AFが可能となります。キヤノンもセンサーの外販に繋がるなら歓迎でしょうし。