富士フイルム レンズ記号と光学技術表記一覧

富士フイルムのレンズ記号と光学技術表記をまとめてみました。ちなみにこれを把握しておくと、どのような仕様のレンズなのか理解し易くなります。それでは一緒に見てみましょう。

XFレンズ

マウントとグレード区分

記号マウント解説
XFXマウントAPS-C Xシリーズ用。金属外装や高い光学性能を持つメインライン。
XCXマウントAPS-C Xシリーズ用。樹脂外装で軽量・安価なエントリーライン。
GF中判Gマウント中判 GFXシリーズ用。圧倒的な解像度を誇る最高級レンズ群。

操作系・構造

記号意味・特徴
R絞りリング搭載 。レンズ側のダイヤルで絞り値を直接操作可能。
WR防塵・防滴・耐低温仕様 (Weather Resistant)。
OIS光学式手ブレ補正機構 (Optical Image Stabilizer)。
PZパワーズーム (Power Zoom)。電動で滑らかなズーム操作が可能。

AF・光学技術

記号意味・特徴
LMリニアモーター。高速・静音なAFを実現。動画撮影にも適する。
APDアポダイゼーション。ボケの輪郭を滑らかにする特殊フィルターを内蔵。
Macroマクロ撮影に特化したレンズ。

レンズ技術

技術名内容・メリット
EDガラス焦点距離が長くなるほど発生しやすい色にじみ(色収差)を抑制。画像の隅々までシャープでコントラストの高い描写を実現。
HT-EBC放送用レンズ向けに開発された多層膜コート。透過率99.8%、反射率0.2%という極めて高い性能を実現しフレアやゴーストを強力に防ぐ。
ナノGIコーティング空気とレンズの間の屈折率を緩やかにコントロールする技術。斜めの入射光に対しても反射を抑制し、ヌケの良い画像を作る。
非球面レンズ1枚で複数枚の球面レンズと同等の働きをし、歪みやボケの乱れ(諸収差)を補正。レンズの小型化にも貢献。

レッドバッチレンズ

簡単な定義として、最上位・最上級のレンズにレッドバッチが与えられます。要するに、最高の画質を追求するため、場合によってコストやサイズ、質量といった要素をあえて度外視した究極のレンズです。

MTFの空間周波数

まず競合カメラ・レンズメーカーにおけるAPS-CレンズのMTFチャートを見てみると、多くはフルサイズ用レンズと同じ ” 10本/mm 30本/mm ” で測定しています。それに対して富士フイルムは、より厳しい ” 15本/mm 45本/mm ” で測定しています。そのためフジノンレンズとサードパーティレンズでMTFを比べる時は注意が必要です。

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