SARが、ソニー シネマライン「FX5」は、圧縮率の高い小さなファイルサイズを実現した16bit RAW 内部記録に対応しており、25,000ドルのCineAltaカメラ「BURANO」と同じX-OCNフォーマットで記録可能であると伝えています。なお、記事後半の「デジカメライフ的視点」では、X-OCN自体の特徴や各モードの違いについて分かりやすく解説しています。

信頼できる情報筋から、まもなく登場するソニー「FX5」の記録フォーマットに関する詳細な全貌を入手しました。まずは最大のニュースからお届けしましょう。なんと、あの25,000ドルもするソニー「BURANO」と同じ「X-OCN LT」フォーマットで記録可能なのです!「FX5」の内部RAWフォーマットにおける新機能は以下の通り。
- 新開発のC1およびC2フォーマット:従来の「X-OCN LT」よりも高い圧縮率を実現。
- 高画質な16bit映像を小容量で記録可能:C1とC2の採用により、データ転送時間の短縮とストレージ容量の節約に貢献。
- 優れたポストプロダクション(編集)耐性:10bitや12bitのProResフォーマットと比較して、カラーグレーディング時の柔軟性が大幅に向上。
【参考】4096 x 2160 / 24p 時のビットレート比較(Mbps)
| フォーマット | ビットレート |
| 4K X-OCN XT | 965 |
| 4K X-OCN ST | 661 |
| 4K X-OCN LT | 389 |
| 4K X-OCN C1 (NEW) | 289 |
| 4K X-OCN C2 (NEW) | 232 |
FX5 スペック情報(噂)
- 1,660万画素フル積層型センサー
- 「α7R VI」と同等のAI AFを内蔵した「BIONZ XR 2」プロセッサー
- 5K 3:2 オープンゲート(Open Gate)記録
- トリプル・ベースISO
- フォルスカラー
- IBIS(取り外し可能?)
- VENICEスタイルのメニュー
- 新型の外付け・着脱式チルトEVFに対応
- 3.5インチ可動式液晶モニター
- SD / CFexpress Type A デュアルカードスロット
- FX3に似た形状(ただし、わずかに厚みがある)
- 価格は、ソニーの「FX6」の少し下
- 7月22日発表予定
【考察】デジカメライフ的視点
「X-OCN」は、ソニーが開発した高画質な映像収録フォーマットです。4Kの超高解像度と16bitのシーンリニアデータを軽量なファイルサイズで記録し、圧倒的なトーン表現と編集の効率化を両立しています。
X-OCNの特徴
- 16bitシーンリニア記録
センサーが捉えた膨大な光の情報や色彩(広色域)を損なうことなく、16bitの高階調で保持します。これにより、白飛びや黒潰れを防ぎ、カラーグレーディングで細かな調整が可能です。 - データサイズの軽量化
従来のRAWデータに比べてファイルサイズが大幅に小さく、長時間の収録やデータの転送速度の向上を実現しています。 - 撮影専用フォーマット
映画やCMなどのハイエンドな映像制作向けに設計されています。
3種類の記録モード
| モード | 画質 | データサイズ(目安) | 主な用途 |
| XT (Extreme) | 究極の最高画質 | 従来のRAWと同等(大) | VFX合成、映画、大型スクリーン |
| ST (Standard) | 標準的な高画質 | 従来のRAWより約30%軽量 | 一般的な映画、ドラマ、CM |
| LT (Light) | 効率的な高画質 | 従来のRAWより約60%軽量 | ドキュメンタリー、TV番組、長尺収録 |
- X-OCN XT (Extreme)
X-OCN STよりもさらに高いビットレートで記録し、従来のソニー製RAWデータと同等かそれ以上のクオリティを持ちます。 - X-OCN ST (Standard)
高画質を維持しつつ、データ容量を抑えた標準的なモードです。 - X-OCN LT (Light)
さらにファイルサイズを軽量化し、長時間の収録や効率的な編集を優先したモードです。
X-OCN C1 / C2
今回の情報(噂)では、さらに圧縮率が高い「C1」と「C2」が用意される模様。「X-OCN LT」よりもビットレートは制限的になるので、実際の品質に注目が集まります。画質とファイルサイズのバランスは動画撮影において常に悩ましい問題ですが、より軽量なC1/C2が加わることで、ワンオペ撮影や長尺収録での選択肢が大きく広がりそうです。


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