リコー 2026年度上期決算発表!カメラ事業は増収増益で「その他セグメント」の黒字化に貢献

リコーが、2026年度上期決算発表(2026年4月~9月実績)を行いました。カメラ事業はGRシリーズを中心に好調を維持し増収増益。「その他セグメント」は、カメラ事業等により黒字化を果たしました。6月に開催された株主総会の質疑応答でPENTAXブランドに関するやり取りが行われたので、そちらも一緒に見てみましょう。

カメラ事業は「その他セグメント」の中の1事業であり、デジタルカメラ、360度カメラ、環境、ヘルスケアなどの事業を含みます。

リコー全体 2026年上期実績(2026年4月-9月)

リコー 2026年度上期決算実績
  • 売上高 … 1兆2,944億円(前年同期比 +5.9%)
  • 営業利益 … 734億円(前年同期比 +107.2%)
  • 当期利益(純利益)… 557億円(+126.9%)

オフィスサービス事業の堅調な推移などにより大幅な増益となりました。業績好調に伴い、通期の利益予想も上方修正しました。前年同期比で営業利益は約2.1倍、純利益は約2.3倍となっており、大幅な増益を達成しています。

リコー全体の通期見通しは、売上高は据え置きの2兆7,000億円、営業利益は1,030億円で従来予想から+8.4%上方修正しました。

その他セグメント 2026年上期実績(2026年4月-9月)

2026年度上期 リコー その他セグメント 実績
  • 売上高 … 311億円(決算短信では256億円)
  • 営業利益 … 3億円

その他の売上高は、前中間連結会計期間に比べ35.3%増加し256億円となりました。カメラ事業がRICOH GRシリーズを中心に引き続き好調で、増収増益となりました。その結果、その他全体の営業損益は前中間連結会計期間に比べ29億円増加し、3億円となりました。※決算短信より

※決算短信で売上高は「256億円」となっており、決算説明会資料では「311億円」となっています。これは、決算短信は「外部の顧客に直接販売した額」のみを抽出し、決算発表資料はリコーグループの他部門との社内取引(セグメント間売上高)などを算入した、より事業活動の総量に近い数字となっています。

ちなみに「その他セグメント」の通期見通しは、売上高 770億円、営業利益 -2億円となっています。

株主総会でPENTAXに言及 ※2026年6月23日開催

PENTAXロゴ

Q : PENTAXブランドの今後をとても心配している。私はKPシリーズを愛用しているが、突然ラインナップからなくなり、その後を見ても新製品・レンズの発表はない。もう一眼レフは終わりなのか、PENTAXブランドはなくなってしまうのか。今後について教えてほしい。

A : PENTAXブランドにおいては、見やすい光学ファインダーや防塵・防滴構造などの機能を持ったレンズ交換式デジタルカメラと交換レンズを中心に展開。引き続き、PENTAXブランドをお求めになるお客様のご期待にお応えしていきたい。

リコーイメージングが2026年9月に「全く新たなコンセプトのデジタル一眼レフカメラ開発」を示唆しましたが、さらに遡ること6月に開催された第126回定時株主総会において、上記の質疑応答がなされました。代表取締役 大山氏は「引き続き、PENTAXブランドをお求めになるお客様のご期待にお応えしていきたい」と語っており、今後の展開を見守りましょう。

PENTAX 全く新たなコンセプトのデジタル一眼レフカメラ開発を示唆!
リコーイメージングがPENTAXデジタル一眼レフの新たなステージを示唆。「全く新たなコンセプトのデジタル一眼レフ」の開発を表明した一方、現行Kシリーズの製造終了も発表されました。Kマウントの未来と今後の展望を考察します。

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