ライカの次なる特別モデル「SL3 Reporter」にメタルグレー・ペイントが採用される可能性と、1960年代に米海軍へ納入された幻のスパイレンズを現代に蘇らせる「Summicron-M 66mm f/2」のリーク情報と画像を掲載しました。

SL3 Reporter メタルグレーの可能性
100%の裏付けは取れていないが、「M11-P」「Q3」「D-LUX 8」に展開したメタルグレー、もしくはそれに近いカラーをペイントを施した「SL3 Reporter」を発表する可能性があると伝えています。
Summicron-M 66mm f/2 情報(噂)

もう一つの大きなトピックが、新たなMマウントレンズ「Summicron-M 66 f/2」のリーク情報です。
このレンズの元ネタは、1960年代後半にライカのカナダ工場(Ernst Leitz Canada=通称エルカン)にて、伝説的設計者ウォルター・マンドラー博士の手によってアメリカ海軍の隠密・偵察任務(スパイ活動)用に開発された「Elcan 66mm f/2」とのこと。製造数はわずか200本程度とされ、オークションでも高額で取引される幻のミリタリーレンズです。
「Summicron-M 66 f/2」は、2026年9月3日の発表が噂されており、ライカの「クラシック / ヘリテージ」コレクションの一部として登場する模様です。
価格は9,000ドル/ユーロ前後と予想されており、世界限定660本のプレミアムモデルになるとのこと。現在の為替レートで単純換算すると約143万円となるため、コレクター垂涎の限定プロダクトとなりそうです。日本市場への割り当て数が気になるところ。
【考察】デジカメライフ的視点
「Reporter」ライン
ライカカメラにおける「Reporter」ラインは、極限の環境下で戦う報道写真家(ジャーナリスト)のために作られた、タフネスと秘匿性を追求した特別限定シリーズです。最近のReporterカメラは、傷に強いマットなオリーブグリーンのペイント仕上げ、耐久性に優れたアラミド繊維製の外装が特徴となっています。ライカカメラの象徴的な「レッドドット」を省略することにより、一分一秒を争う報道の現場やストリートに目立つことなく溶け込む仕様になっています。
メタルグレー

ライカは新たな「メタルグレー」ペイントを施した「M11-P」「Q3」「D-LUX 8」をリリースしました。ライカにおいて、グレーはオリーブグリーンと並びミリタリー要素(軍用機)の背景を持っています。
しかし、現時点で「Reporter = オリーブグリーン」という方程式が非常に強く根付いており、「Reporterラインにメタルグレーを採用する」という今回の噂には、少なからず困惑や違和感を覚える方も多いはずです。
ちなみに「Reporter」ラインは最初からオリーブグリーン・ペイントが施されていたわけではありません。「ライカ250 Reporter」などは、ブラックボディとなっています。
しかし、歴史を振り返れば「Reporter=オリーブ」が絶対ではなかったことが分かります。伝説的なカメラ「ライカ250 Reporter」などは、オリーブではなくブラックボディでした。ライカにとってReporterの本質は「色」ではなく、どこまでも実用性を研ぎ澄ました「道具としてのステルス性」にあるのです。
Summicron-M 66mm f/2
この「Summicron-M 66mm f/2」のリーク情報(噂)は、ライカの「ミリタリーの歴史」や、私たちがまさに今話していた「メタルグレー・ペイントの噂(SL3 Reporterへの展開)」とも完全に地続きに感じる話題と言えます。このレンズの背景を知ると、ライカが今、なぜ「オリーブ」から「グレー」へと舵を切ろうとしているのか、そのパズルが綺麗に組み上がります。


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