中国ランドスペースとDJIのロケットブースター・コラボ動画が話題に

中国の民間宇宙スタートアップ「LandSpace(藍箭航天)」とDJIがコラボした1本の動画が、大きな話題を呼んでいます。DJIがYouTubeに公開した4K動画「You asked for the full ride. Here it is.| Osmo Action 6」の再生回数は200万回を超えています。

2026年8月19日に実施した「朱雀3号」の打ち上げミッションをDJIがその様子をノーカットで撮影した動画になります。「朱雀3号」は米国スペースXの「ファルコン9」に対抗するために開発中のロケットです。ちなみに「ファルコン9」は部分的に再利用可能な2段式のロケットになります。

このミッションは、人工衛星を宇宙に運ぶ本番の打ち上げではなく、第1段ブースターを約10キロの高さまで打ち上げて戻す「垂直離着陸(VTVL)の回収テストフライト」でした。その様子を「Osmo Action 6」が発射から着陸まで途切れや振動もない撮影に成功しています。

OSMO ACTION Space

PR TIMESに掲載されているDJIのプレスリリースによると、特別な改造を施すことなく「DJI Osmo Action 6」12台がが第1段ロケット本体に取り付けられ、地球を離れて帰還するまで最大500℃に達する過酷な動作環境に耐え抜いただけでなく、点火・離昇から大気圏を横断する飛行、着陸・回収に至るまで、極めて貴重な一人称視点映像の記録に成功したとのこと。

今回、DJIのアクションカメラが「ロケットのブースター回収プロセスのデータ検証に極めて有効である」ことが証明されました。スペースXの打ち上げのLIVE配信を見たことがある方は分かると思いますが、ノーカットのネイティブ映像は機体状態の評価や再現性の確認に不可欠です。

ここで注目したいのが、DJIのライバルである米国「GoPro」の未来です。もしGoProが、民間のエンタメ市場だけでなく「宇宙防衛市場(Space Defense Market)」に本格参入すれば、巨大なビジネスチャンスを掴める可能性があります。

Insta360がDJIに負けじとロケットコラボ動画を公開!泥沼のライバル関係はついに宇宙へ
アクションカメラ市場で激しいシェア争いを繰り広げるDJIとInsta360。DJIのロケットコラボ動画に対抗し、Insta360も宇宙プロモーション動画を突如公開。焦げたカメラでデータを死守する圧倒的タフネスを掲げ、両社の泥沼の戦いは宇宙へと突入しました。

※Update : Insta360が、負けじとロケットコラボ動画を公開しました。

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