ニコンの2世代目となる大三元レンズ「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II」が発表されたのので先代レンズを基本スペックを比較してみました。
基本スペック比較
| 項目 | NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II (新型) | NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S (先代) |
| 発売時期 | 2026年4月予定 | 2020年8月 |
| レンズ構成 | 16群18枚 | 18群21枚 |
| 最短撮影距離 | ワイド端 38cm / テレ端 80m | ワイド端 50cm / テレ端 100cm |
| 最大撮影倍率 | 0.3倍(70mm時) | 0.2倍 (70mm時) |
| 絞り羽根枚数 | 11枚 (円形絞り) | 9枚 (円形絞り) |
| 手ブレ補正効果 | 6.0段 | 5.5段 |
| AF駆動方式 | シルキースウィフトVCM (SSVCM) | ステッピングモーター (STM) |
| コーティング | メソアモルファス / アルネオ / SIC | ナノクリスタル / アルネオ / SIC |
| 最大径×全長 | 90mm × 208mm | 89mm × 220mm |
| 重量 (本体のみ) | 998g | 1360g |
| 重量 (三脚座装着) | 1180g | 1440g |
| フィルター径 | 77mm | 77mm |
特長 : 進化ポイント

劇的な軽量化
II型は小型軽量化を実現。レンズ単体の質量は1kgを切りました。実に362gの減量化。上記の比較画像を見比べても、感覚的に実感できるのではないでしょうか。望遠ズームレンズだけに取り回しが良くなり機動力が上がる事は有益です。


MTFチャート 小型化しつつ光学性能は維持
両レンズのMTFチャートを比較しました。II型は、小型軽量を実現しつつ光学性能を維持したままである事が確認できます。レンズ構成は異なりますが、チャートの出方は同じ傾向である事が伺えます。
シルキースウィフトVCM (SSVCM)
今回AF駆動用アクチュエーターに ” シルキースウィフトVCM ” を採用した事が大きなポイントと言えるのではないでしょうか。ちなみにSSVCMは、ボイスコイルモーターとニコンが新たに開発したガイド機構を組み合わせたアクチュエーターになります。これにより重いレンズでも高速・高精度・静音AFが可能に。II型ではズーム中のピント追従性が約40%向上した模様。
最短撮影距離の短縮
II型の最短撮影距離は、ワイド端もテレ端も短縮しています。このため70mm時の最大撮影倍率は0.3倍に向上。F2.8通しの望遠ズームだけにさらに寄れるレンズになれば、スポーツや野生動物だけでなく花やテーブルフォトなど用途が広がるのではないでしょうか。
円形絞り
実は円形絞りの枚数が、9枚から11枚に増加。ボケ味、特に滑らかで自然な玉ボケに期待がかかります
コーティングも進化
ニコン最強と言われる ” メソアモルファスコート ” を採用。斜入射光、直入射光のいずれに起因するゴーストやフレアも大幅に低減しクリアーな画像が得られる反射防止コーティングです。
ニコンダイレクト販売価格(税込)
- II型 … 443,300円
- I型 … 350,900円
今回の「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」は、マイナーチェンジではなく ” フルモデルチェンジ ” と言ってレベルなので、一段階上の価格設定になっています。
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他にも手ブレ補正効果の向上、ニコン初となるアルカスイス対応三脚座、そしてボタンやスイッチ周りを再構築しています。
ニコン : NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II
ニコン : NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

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