ePHOTOzineが、マルチアスペクト対応4/3型センサー搭載のプレミアムコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DC-L10」レビュー記事を掲載しました。「L10」は、写真の楽しさとあらゆるクリエイティブな可能性を引き出してくれるカメラであると結論付けています。

総評 4.5星
「LUMIX L10」は4.5星を獲得し、「かなりお勧め機種(Highly Recommended)」に選出されました。同誌は、優れたクオリティ、直感的に扱えるデザイン、そしてコンパクトなボディを兼ね備えた「L10」は、物欲をそそる非常に魅力的なカメラに仕上がっていると高く評価しています。
長所
- 極めて優秀、あるいは卓越したレンズ性能
- 手応えのある、心地よい物理ダイヤル・ボタン類
- 美しいボケ味
- 表現として面白いフレア表現
- 歪曲収差(ディストーション)が少ない
- 豊富なデジタルフィルター機能
- バリアングル式液晶モニター
- 手ブレ補正機構
- 非常に高いビルドクオリティ(製造品質)
- 充実した基本スペック(高機能)
- 納得のいく適正価格
- スタイリッシュな「チタンゴールド・スペシャルエディション」を用意
短所
- コンパクトだが、やはりカメラバッグは必要
- SDカードスロットが1つだけ(シングルスロット)
- レンズ一体型カメラなのでレンズ交換できず制限的
- 防塵防滴仕様ではない
評価・結論
パナソニック「LUMIX L10」は、コンパクトカメラのサイズ感でありながら最高峰のクオリティを実現した、間違いなく特別な一台です。ここ数年、スマートフォンの台頭に押されて後退を余儀なくされていたコンパクトカメラですが、ここにきて復権の兆しを見せています。スマートフォンには真似できない「画質」と「汎用性の高さ」というコンセプトを打ち出すことで、存在感を取り戻しているのです。まさにその狙いを形にしたのが、この「L10」です。
固定式の「24-75mm」レンズは素晴らしく、高品質な画像を撮影することが可能です。レンズ交換式カメラを使っていながら、表現の幅を広げるための交換レンズを買い足すこともなく、最初に付いてきたキットレンズのまま使い続ける写真家も少なくありません。その点、「L10」は最も重要な焦点距離をカバーしているだけでなく、マクロ撮影に迫るほどの近接撮影まで可能です。デジタルフィルターなどの機能は、複雑なメニューの奥深くに隠されることなく、すぐに呼び出せる位置にあるため、気軽にさまざまな表現を試すことができます。また、センサーサイズが大きいため、一部のスマートフォンで見られるような過度な画像処理に頼ることなく、ノイズを抑えやすいというメリットもあります。
パナソニックは「創造性における美学とエモーション(感性)」について常に触れますが、「L10」はその領域へのアクセスを、自然に撮影の流れの中で組み込んでくれます。言い換えれば、写真の楽しさとあらゆるクリエイティブな可能性を引き出してくれるカメラです。「LUMIX L10」をかなりお勧めします。
【考察】デジカメライフ的視点

先日、Digital Camera Worldによる「LUMIX L10」レビュー記事が登場したばかりですが、今回のePHOTOzineのレビュー記事も高評価となっています。両メディアともに、35mm換算「LEICA DC VARIO-SUMMILUX 24-75mm F1.7-2.8」レンズの評価が高い点が興味深いですね。レンズ一体型カメラはレンズ交換ができないため、レンズ自体の素性の良さが極めて重要になってきます。
「L10」は「LX100 II」とボディサイズを比較すると大型化しており、やはりポケットサイズのコンパクトデジタルカメラとは言えないサイズ感のようです。防塵防滴やダブルカードスロットに対応していたら、さらにボディが肥大化していたことでしょう。
今回の「LUMIX L10」は、標準色としてブラックとシルバーを用意。さらにパナソニックストア限定カラーとしてチタンゴールドを用意しています。ビジネス展開として「LUMIX S9」のように、今後カラーバリエーションが追加されていくのかどうかも気になるところです。
レビュー内で「手応えのある、心地よい物理ダイヤル・ボタン類」と高く評価されているので、実際の操作感が非常に楽しみな機種ですね。

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