PetaPixelが、キヤノン RFマウント フルサイズミラーレスカメラ「EOS R8 Mark II」レビュー記事を掲載しました。元記事のタイトルは「キヤノン EOS R8 Mark II レビュー : 賛否両論あるパッケージに収められた素晴らしいカメラ」となっています。

PetaPixel スコア
「EOS R8 Mark II」のPetaPixel スコアは、8.5/10を獲得。「EOS R8 Mark II」はある意味、妥協の産物と言える側面があるが、決して妥協を感じさせることはないと評価し、エディターズ・チョイスに選出しました。
EOS R8 Mark IIの長所
- 進歩した操作性と良好なホールド感
- 表現の幅が大幅に広がる新カラーフィルター
- 高性能で信頼性があるAF
- ついにボディ内手ブレ補正機構(IBIS)を搭載
- 初心者に使いやすいモード
- どのようなスキルレベルにも対応した強力な動画機能
EOS R8 Mark IIの短所
- 新デザインは、好みが分かれる
- バッテリーライフはあまり良くなく、特に動画モード時が顕著になる
- 背面モニターはもう少し改善の余地あり
評価・結論
賛否を呼ぶデザインと外観
従来のEOS Rシリーズの丸みを帯びたフォルムから一転し、角張ったスクエアなデザインに変更されました。1985年の「T80」や1987年の「EOS 650」を思わせるレトロな外見でネット上の意見は分かれていますが、今回のレビュー記事の担当者Jeremy Gray氏はこのデザインを気に入っており、リスクを取って挑戦したことに対してキヤノンを賞賛しています。
操作性
初代「R8」にはなかったジョイスティック(マルチコントローラー)とボディ内手ブレ補正(IBIS)搭載は紛れもない改良点と評価。操作性は、静止画/動画スイッチが電源スイッチに移ったこと以外、初代「R8」とほぼ同じとのこと。
背面モニターとEVFは初代「R8」からキャリーオーバーであり、背面モニターに関しては「少し暗くて、明るいシーンでは使い難い」と指摘しています。
画質と新機能
レビュー記事に使用した「EOS R8 Mark II」は試作機であり、十分に分析はできないと前置きあり。
イメージセンサーは、「EOS R8」や「EOS R6 Mark II」と同様の2,420万画素フルサイズセンサーを搭載しており、シャープな写真と広いダイナミックレンジ、豊かな色彩を実現していると評価しています。3,300万画素センサーを搭載する上位機種「EOS R6 Mark III」と比べると画質の差はあるとのこと。しかし「EOS R8 Mark II」はほとんどのユーザーにとって十分な解像度を実現しているとフォローしています。
初代機と同様に「EOS R8 Mark II」はメカニカルシャッターを搭載しておらず、電子先幕シャッター(EFCS)を採用しており、周辺部の(丸)ボケが歪んだり欠けたりすることがあると指摘。
RAW現像しない初心者や手軽に撮影を楽しみたい層向けに、JPEG用の16種類のカラーフィルター(Negative Filmtone, Positive Filmtone等)が新搭載されたことにも言及。Jeremy氏は、あまり好みではないとコメントしています。
オートフォーカス
「EOS R8 Mark II」は Dual Pixel CMOS AF II システムを搭載しており、初代機が搭載していた Dual Pixel CMOS AF システムと比べるとアルゴリズムの性能が向上しているそうです。
この新型カメラのAFは文句のつけようがなく、幅広い撮影シーンにおいて確実に優れた性能を発揮すると評価。被写体認識AFの使用感も上々な模様です。
ユーザービリティ
ボディ内手ブレ補正機構(IBIS)の搭載は、全体的な使い勝手を飛躍的に向上させる大きなメリットであると高評価。スローシャッター時の手ブレだけでなく、ファインダー越しの安定性の効果にも触れています。
小型「LP-E17」バッテリーを採用し続けている点は苦言を呈しており、1日中外出し使用する場合は、予備のバッテリーを用意しておく事を強く勧めています。
動画性能
動画機能は大幅な向上を果たしており、競争の激しい市場において非常に充実した動画性能を提供していると評価。
オーバーサンプリングによるノンクロップの4K 60p撮影に対応。1080pでは最大180fpsのハイスピード撮影が可能です。Canon-Logに対応しており、高いダイナミックレンジでカラーグレーディングすることも可能であることも触れています。
イメージセンサーは古さを感じるが、比較的高速なスキャンが可能であるため、ローリングシャッター現象を抑制しているとのこと。
購入すべき?
「YES」と明言しています。「EOS R8 Mark II」のデザインに賛否両論あるが、機能や性能に関して議論の余地はなく、高い性能を実現し、扱いやすいフルサイズミラーレスカメラに仕上がっており、前モデルと比べて大きな進歩を遂げていると結論付けています。


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