シグマ「fp II」チルト式モニター採用も内部RAW品質はソニー「FX5」に及ばず?

L-rumorsが、10月23日発表が期待されているシグマのLマウント フルサイズミラーレスカメラ「fp II」情報(噂)を更新しました。「fp II」はチルト式モニターを採用しているものの、内部RAW品質はソニー「FX5」ほど優れていないと伝えています。

シグマ fp II

fp II 可動式モニターと内部RAW 情報(噂)

2人の情報源からシグマの新型「fp II」に関する一部情報を入手しました。

  1. この新型カメラは、初代「fp」の固定式液晶モニターと異なり「チルト式液晶モニター」を採用している。
  2. あるテスターは、動画品質はソニー「FX5」に及ばないと述べている。ソニー「FX5」は「fp II」の2倍の価格で販売されており、素晴らしい「CineAlta RAW コーデック」を採用しているので、まあ想定内ではある。

※ソニー「FX5」の米国B&H販売価格は4,898ドルで、シグマ「fp II」ボディ価格は2,500ドル前後と噂されています。

※CineAlta RAW は、VENICEに採用され、BURANOにまで採用が広がり、ついに「FX5」まで降りてきました。

fp II スペック情報(噂)

  • 2400万画素 部分積層型センサー
  • Lマウント
  • オープンゲート動画撮影に対応
  • 内部RAW記録(ソニー FX5 には及ばない)
  • チルト式液晶モニター
  • 外付けEVF
  • デザインは初代「fp-L」に酷似している
  • 価格は2,500ドル前後
  • 10月23日発表の可能性

【考察】デジカメライフ的視点

元記事は「fp II」と「FX5」を比較していますが、個人的には「FX3」や「FX2」の方が比較対象になるような気がします。「FX5」はシネマカメラの最上位ラインであるCineAlta「VENICE」や「BURANO」の技術がそのまま降りてきたハイエンド機であり、コンパクトさを極めた「fp II」とはそもそもプロダクトとしての立ち位置やコンセプトが大きく異なります。

  • FX2 … 416,900円
  • FX3 … 693,000円
  • FX5 … 812,900円
  • FX30 … 319,000円 ※スーパー35mm

上記はCinema Line FXシリーズの希望小売価格(税込)です。「fp II」の米国販売価格は2,500ドル前後と噂されており、現時点の為替レートで単純に円換算すると約39.5万円になります。価格帯から見ても、実質的なライバルは「FX2」や「FX3」クラスと捉えるのが自然ではないでしょうか。

「FX5」に搭載されている「CineAlta RAW(X-OCN)」は、16bit シーンリニアによる圧倒的な階調表現を実現しながら、高効率な圧縮アルゴリズムによって運用しやすいデータ効率を両立しているのが最大の強みです。

ポストプロダクション時に画質を大きく劣化させることなく自由に調整可能であり、シビアなカラーグレーディングにも耐えうる豊富な情報量を持っています。さらにRAWでありながらデコードが比較的軽量なため、DaVinci Resolveなどの主要編集ソフトでストレスのないスムーズなワークフローを構築できるのが特徴です。こうした業務用シネマ機ならではの強みを持つ「FX5」と比べれば、「fp II」の内部RAWに見劣り感が出るのは価格やサイズを考えても当然と言えます。

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