PetaPixelが、OMデジタルの新型マイクロフォーサーズカメラ「OM SYSTEM PEN」レビュー記事を掲載しました。元記事のタイトルは「Too Familiar But Oh-So-Pretty / 見慣れているが、とっても素敵」となっています。

PetaPixel スコア : 7.5/10
「OM SYSTEM PEN」のPetaPixel スコアは、7.5/10を獲得。非常に無駄を省いたカメラに仕上がっており、皮肉っぽく言えば、この「PEN」は単にストリートスタイルを取り入れた「OM-5 II」に過ぎないと評価しています。
OM SYSTEM PENの長所
- シンプルでスタイリッシュ
- 充実した機能とちゃんとしたEVF ※EVFの解像度 : 236万ドット
- 新しいカラーモードが楽しい
- IBISとCPモードは実用的
- 素晴らしいバッテリーライフ
OM SYSTEM PENの短所
- (新しい技術ではなく)これまである技術を採用し仕上げている
- 「PEN-F」と比較すると、よりベーシックでスタイリッシュさに欠ける
- グリップが浅すぎて、快適とは言えない
- 8bit動画品質は少し解像感が足りない(ソフト描画)
評価・結論
使用感
私の批判は(根拠のない)批判かもしれないと前置きしつつ、最初にこの新型「OM SYSTEM PEN」を見た時、その外観に少しガッカリしたとのこと。PENはすっきりとしたラインとシンプルでスタイリッシュに仕上げた美しいカメラであり、このようなカメラが他のメーカーから登場したのであれば、洗練された外観とヴィンテージ・スタイルのデザインを称賛していただろうとコメント。要は「PEN-F」のすべてを気に入っているが故に少しガッカリ感がある模様。
「OM SYSTEM PEN」は、ポケットや小さなバッグにすっと収まり、何かに引っかかることなく取り出せるボディであることに特徴に挙げています。ダイヤル類が金属製で質量が393g(バッテリーとメモリーカードを含む)であることや防塵防滴仕様を評価。
OM SYSTEMの特長的な機能であるコンピュテーショナル フォトグラフィをすばやく呼び出せるCPボタンを採用したことにも触れており、ライブND機能を頻繁に使用したとのこと。AF-ONボタンを採用したことを評価しているものの、親指が自然に触れる位置より少し低いため操作に苦労した裏話を明らかに。
「OM SYSTEM PEN」は236万ドットのEVFを採用しており、この価格帯で嬉しい追加機能であるとコメント。※これまでPENシリーズは上位機種「PEN-F」のみEVFを搭載していましたが、今回普及価格帯のPENに初めてEVFが搭載されました。
この小さなカメラは、シンプルで洗練された操作性を備えており、ターゲット層にとっては申し分ない一台だと思います。「OM-5 II」は性能や操作性において非常に似ていますが、よりしっかりとしたグリップと、長焦点レンズを使いたい人向けにわずかに優れたボディ内手ぶれ補正(IBIS)を備えており、ストリートフォトグラフィーにはこちらの方が適しています。
上記のように「OM SYSTEM PEN」と「OM-5II」のコンセプトや方向性の違いを解説しています。
基本性能
グリップは、レビュー担当者であるクリス氏の手には少し小さく、しっかりとカメラを保持するのに思った以上に強く握る必要があったそうで、大きな手の方はアクセサリーグリップが必要な感じです。※現時点で純正アクサリーグリップは用意されていません。
PENで大きな望遠レンズを使用する予定はないものの、プロキャプチャー・モードなどの機能が搭載されており、これは街中でもジャングルでも役に立つとのこと。
「OM SYSTEM PEN」のメカシャッター速度は1/4000秒で最大5.5段分効果のボディ手ブレ補正機構(IBIS)が備わっており、AFはほとんどの日常的な撮影シーンで上手く機能すると解説。しかし、被写体認識AFの対象は制限的とのこと。※OM SYSTEM PEN AI被写体認識AF : 人物・犬・猫
高速連写は8コマ/秒を実現しているものの、「OM-5 II」と比べると少し物足りなさを感じることにも触れています。
動画性能に関しては、OM-Logは利用可能だが8ビット記録モードに限定されると指摘。新型バッテリー「BLS-7」はバッテリーライフが伸びたことを評価し、旅行用カメラとしては大きなメリットであると表現しています。
「OM SYSTEM PEN」はより初心者向けのカメラであり、言ってしまえばよりスタイリッシュな「OM-5 II」ようなカメラと言えると表現。
見慣れたデザインだが、その価値は十分にある
皮肉的な見方をすると「OM SYSTEM PEN」は、ストリートスタイル「OM-5 II」に過ぎないとコメント。しかし自信をもって高く評価できる点がいくつもあり、静音シャッターをはじめ撮影に必要な操作系やカスタマイズ機能が備わっており、安定した撮影が可能とのこと。
カラーフィルター(カラープロファイル)は楽しく、OMのボディとレンズが描き出す画質には、いつも満足させられると評価。
バッテリーライフも素晴らしく、コンピュテーショナル・モードも健在であると解説。
さらに重要なのは、海外へ旅行に行く場合でも、単に街をぶらつく場合でも、「OM SYSTEM PEN」は「OM-5 II」よりも魅力的な相棒となります。実用的な面では両者のサイズや重量はほぼ同じですが、PENは大きな妥協をすることなく、スタイルと外観の理想的なバランスを実現しています。これはOM SYSTEMがこれらのカメラをどのようにマーケティングしているかを如実に物語っており、その戦略は上手くいっていると思います。
より高価な「OM-1」シリーズと比べても、多くの写真初心者から経験豊富なストリートフォトグラファーまで、このカメラに魅了されているのが分かります。このカメラは、私たちの多くが抱えていた「物足りない何か」を満たしてくれるのです。
「OM SYSTEM PEN」は目新しい技術はないものの、使うのがとても楽しいカメラに仕上がっており、1,000ドルという価格のPENが新たなエントリーモデルの出発点となるのなら、OM SYSTEMの今後の展開が楽しみであると結論付けています。※公式オンラインストア ボディ価格 148,500円(税込)


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